話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

僕は上手にしゃべれない」 みんなの声

僕は上手にしゃべれない 著者:椎野直弥
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,650
発行日:2017年02月08日
ISBN:9784591153239
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,399
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 吃音症

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    吃音症の少年のお話。
    周囲の人が優しいなと思いました。まあすべての人がそういったわけではないですが。
    吃音症について以前より知ることが出来ました。
    なかなかきつそうなものですね。
    主人公のおねえさんがすてきな人だと思いました。

    投稿日:2017/09/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 【あらすじ】
    吃音の男子中学生が、入学してから弁論大会に出るまでの物語。
    小学校では一人も友達ができなかった少年は、吃音という症状を抱えていた。言葉がでなかったり、つっかえたりして、滑らかに話せない。絶望的な気持ちでいる少年は、ふと放送部に興味をもった。そして放送部を訪れて…
    周囲の人の温かい気持ちに支えられ、少しずつ前進していく中学生の物語。

    【感想】
    作者自身が吃音を経験しているためか、吃音で悩む少年の気持ちや、状況が非常に生々しく伝わってくる。入学してすぐ、クラスのみんなに自己紹介をする場面では、結局、人前で話すことができず、仮病を使って逃げてしまう少年。その場面が、まるで読者の自分が少年になったかのような臨場感があり、心がいたく、吃音者の苦しみが感じられて、泣けてきた。
    これは、物語だけども、吃音という困難を体験した気がした。少年が「まともに自分の名前すらいえない人を雇う会社はない」と、自分の将来に絶望する場面などは、本当に苦しくて、読み進めるのがつらかった。もし自分がそうだったら、将来を悲観してぐれたり、引きこもったりするだろう。少年が言葉につまり、つっかえながら、自分の言いたい事を一生懸命に話すシーンが、ひとつひとう丁寧に描かれていて、私は読みながら、少年がさいごまで話し終えるのを、ずっと真剣に待っていた。少年がバカにされて逃げ出すシーンでは、バカにしたやつらをぶん殴ってボコボコにしたい衝動にかられた。読者という一歩引いた立場ではなく、思わず感情移入して、いろんな場面で登場人物と一心同体になって、「経験」してしまった。

    吃音は障害と認められてもいいのではないか。物語が終わった後、吃音の他にもたくさんある障害に思いを馳せた。
    だれもが安心して勉強し、働き、暮らしていける社会が必要だ。

    投稿日:2017/09/01

    参考になりました
    感謝
    1

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット