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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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100時間の夜」 みんなの声

100時間の夜 作:アンナ・ウォルツ
訳:野坂 悦子
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:2017年03月
ISBN:9784577044902
評価スコア 4.5
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  • ある日突然世界は変わる

    いつも見慣れた光景がある日突然様変わりして見えたことはないだろうか。

    たとえば、ある日クラスで仲間はずれになり、一人ぼっちになるようなこと。この本の主人公は、父のスキャンダルのせいで、自分自身は何も悪いことをしていないのにSMSでターゲットにされてしまう。

    たった一人でニューヨークへ家出し、ハリケーンに遭遇し生き延びる。まるで映画を見ているかのような展開に目が離せなくなり、一気読み。

    記者にエミリアが啖呵をきる場面、要所要所で的確な表現で主人公を助ける9歳のアビーがいいなと思った。

    その一方で、今私たちが生きているネット社会についても読みながら考えさせられた。即時性と利便性、書き込まれた情報が消せないことの怖さと重さ。

    今を生きる10代の子どもたちがこの本をどう読むのか感想を聞いてみたい。

    投稿日:2018/03/22

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  • エミリアの自立

    不潔恐怖症のあるエミリアは、父のスキャンダルでサイバーブリーされて、オランダからNYに逃げてきます。

    しかし、父のカードで契約したNYの住居が詐欺で存在せず、偶然会った男の子や、兄妹の世話になっていきます。

    ハリケーンから避難しているうち、徐々に不潔恐怖を克服し、友情をはぐくみ、少しは恋のような思いもします。

    なかなか良い話でした。

    ネットだと、なぜか攻撃的になってしまう人たちにも読んでほしいです。

    投稿日:2017/05/18

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  • 大停電の日に

    父親のスキャンダルに耐えられなくて、オランダから、どうせなら憧れのニューヨークへと家出を決行した14歳のエミリア。
    摩天楼を目にして感動したものの、ネットで予約したはずだった部屋はなく、、。
    彼女のたどってゆく冒険に夢中になって一気に読んでしまいました。
    途中からやってくるハリケーン・サンディは、私の記憶にも割と新しいです。
    題名の100時間の前後にそれぞれのもっと長い時間を感じながら読みました。
    この作家さんの邦訳は2冊目のようですが、ほかの作品も読んでみたいです。
    フレーベル館さんに期待しています。

    投稿日:2017/04/29

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