「ばすくんのともだち」 みんなの声

バスくんは、動かなくなって人間に山に捨てられました。親切で優しい動物園の飼育係りのお兄さんに修理してもらって、また仕事の依頼がきましたが、お友達がいっぱいいるので、その仕事も断って山での暮らしを選びました。山の動物たちを乗せて動物園に遊びに行き、今では、山の動物たちを乗せて動物園に通うようになったバスくんです。バスくんは、自分の居場所でお互いを思いあって、幸せに暮らすバスくんと動物たちの友情を描いた物語でした。

バスくんと動物たちのお話。バスくんはひょんなことから修理してもらい、また走ってくれないかと依頼されます。しかしバスくんは・・・。バスくんと動物たちの友情の物語。
こんなに想いあえる仲間がいるって素敵だなと思いました。
ちょっと無理がある展開かなと思いましたが、まぁ物語だし、いいのかな。
２歳の息子には長すぎだし、お話もわからないと思うなですが、バスが気に入ったようで「バスくんよむー」とよく持ってきます。

自分のことを捨てて行った人間達のいる場所に戻りたくて、
戻れる日を夢見ていたばすくん。
でも自分を大事に思ってくれる仲間を見つけて、
幸せな気持ちを取り戻していました。

そんなばすくんは、自分が動けるようになっても、
仲間を思う気持ちをちゃんと持っていて、
なおかつみんなが幸せになれるように行動しています。

成長したなぁと思うと共に、
ちょっと胸がきゅんとするお話でした。

「ばすくんシリーズ」を読んだことのあるお子さんは，親近感を持って読むでしょう。
「ばすくんシリーズ」はじめてのお子さんでも，とても楽しく読めると思います。
春にぴったりな絵本でもあります。
なかわみわさんのイラストが愛らしくて色合いも春にいいですね！