小学4年生の主人公カケルとその仲間は「サッカク探偵団」結成しています。
今回使われている錯覚は「シェパードの錯視」(近くのものは大きく、遠くのものは小さく見えるはずだとみてしまう脳が見せる錯覚)や、
「きらめき格子錯覚」・「ヘルマンの格子錯覚」(白いところに黒い点が見える不思議な錯覚)など、
また、カケルのお母さんの仕事上の問題をうまく使った「オオウチ錯視」・「ログビネンコ錯視」もあります。
それぞれ絵図付きで説明が載っているので、
読み手が実際その「錯覚」「錯視」を体験できるようになっています。
(これは読みながら実際その図を見てやってみるとさらに面白いんです)
毎回のことですが、ストーリーはテンポよく大変読みやすいです。謎解きが好きな子どもたちには特におすすめです。