こどもたちが大好きなばばばあちゃんの絵本シリーズ。
そのなかでも、私が特に好きなのがこの本です。
こどもの頃に、祖母と散歩をしながら野の草をつんでよもぎだんごやつくしの炒めものを作ったことを思い出します。
すりきずに揉んだよもぎの葉をくっつければ治る、という自然療法もさらりと紹介されています。
よもぎのにおいは春のにおい。「葉っぱのうらに、ぎんいろの毛がたくさん生えているのがやわらかくていいよもぎだよ。」と、祖母に教えてもらったことも、この絵本を読んで思い出しました。
この絵本を読むと、こどもたちと野原に草つみにいきたくなります。
最後のページの、たんぽぽを髪に飾って、よもぎ色のドレスを着たばばばあちゃんも、すてきです。