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急行「北極号」」 みんなの声

急行「北極号」 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2003年11月
ISBN:9784751519998
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 88
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88件見つかりました

  • きこえるかな?

    毎年、夫から息子にクリスマスに絵本を選んで、プレゼントしてもらっています。というのも、我が家の絵本はだいたい、私の好みだからです

    今年5歳の息子に選んだ本がこれ。
    電車大好き息子はたまたま本屋さんでこの本の表紙を見ていたので(けれど、私が見ないようにひっぱっていった・・)、
    「サンタさん、ボクのほしい本知ってたんだ!!」と驚いていました!

    急行北極号に乗って、おもちゃ作りをしている小人たちの街北極点に急行がつきます。
    北極号に乗っている子どもたちの中からサンタがクリスマスプレゼント第一号を渡すのです。
    そして選ばれたのは、僕。
    選んだプレゼントはサンタのそりについた鈴。
    だけど、帰り、僕はその鈴をなくしてしまうのです・・・。
    がっくりする僕。
    次の朝、ツリーの後ろにその鈴が!
    ステキな音☆
    だけど、父さん、母さんには聞こえないのです。
    大人になった妹も聞こえなくなったけど、僕にはずっと聞こえています。

    今日、友だちの家でクリスマスパーティをしました。
    すると、何人もの子たちが、「鈴の音聞いたよ〜!」とか、「サンタさんの足音きいたよ〜!」というのです。
    大人はそんなことないと思っているのですが、この絵本の鈴の音のように、本当は子どもたちには聞こえているのかもしれないなぁと思いました。

    投稿日:2008/12/25

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  • 魅力的

    臨場感たっぷりの絵がとにかく魅力的だなと思いました。雪がしんしんと降る場面や光が雪にあたる場面などは息をのみました。クリスマスとは感謝する事も大切だけど、信じる事もとても大切な事なのだとこの絵本の主人公は教えてくれているような気がしました。主人公の手にした鈴が心に残りました。クリスマスの時期に読みたい絵本です。

    投稿日:2008/12/20

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  • クリスマスファンタジー

    子どもの頃クリスマスイブに「サンタさんがもうすぐくる!」「サンタさんのそりが近くにいる!鈴の音が聞こえる!」なんてドキドキしながら夜眠りについていたのを思い出しました。
    今、「サンタさんくるかな?」「もう少し起きていようかな」と子ども達が言うのを「もうすぐくるよ。寝た後にサンタさん来るんだよ。ほら、鈴の音が聞こえない?」なんて言って寝かしつける私。「ホントだ!鈴の音が聞こえる!」「早く寝なきゃ!」なんて言っている子ども達です。
    きっと本当に聞こえてるんだろうなぁ…と思います。私も聞こえてたし。
    そんなクリスマスのファンタジーです。
    大人になった今も鈴の音が聞こえれば、と思いますがなかなかそうもいきません。子どもの頃の純粋な気持ちを思い出させてくれる絵本です。
    大人の絵本かな。

    投稿日:2008/12/21

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  • プレゼントしてもらったのですが…

    「絵が綺麗らしいから♪」と主人がクリスマスにプレゼントしてくれました。
    繊細でリアルな絵でしたが、私の好みとは少し違ったみたいです…。ごめんなさい。

    話の内容も、「信じている子にだけ聞こえる鈴の音」というところ以外は、特に惹かれる箇所はありませんでした。

    私好みのかわいらしい絵だったら、もしかしたら、もう少し感じ方が違ったのかも?

    サンタさんが出てきたり、プレゼントにトナカイの鈴をもらったりと、クリスマス気分は味わえると思います^^

    投稿日:2008/12/12

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  • 映画化にもなった絵本

    映画の方を先に観て、ポーラーエクスプレストレインライドのイベントに参加するため、絵本も買いました。絵がとても綺麗です。しかしお話は娘には少し難しかったのか、聞きながらも途中で飽きてしまいがちです。小さい子にはもっと短く切った文章の方が良いのでしょうね。でもお話はよく理解しています。子どもより大人の方がぐっと来る絵本かも知れません。

    投稿日:2008/12/09

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  • 子どもの心

    村上春樹さんの訳ということで興味があったので本屋さんで立ち読みしたら、あまりに気に入ってしまい買わずにはいられませんでした。

    物語は、ある大人の男性の回想から始まります。
    自分が子どものころの、あるクリスマスイブの夜。
    他の子たちがサンタクロースなんて居ないといい始める年頃。でも《ぼく》はサンタクロースの存在をを信じていました・・・。

    北極へ向かう機関車、急行「北極号」・・・
    そして北極の街での出来事・・・
    幻想的なのに、大きな存在感。
    主人公が体験した一晩の出来事は本当に素敵な経験です。
    記念に残されたものは、ほんとに小さなものだけれど、《ぼく》にとってはかけがえのないもの・・・。

    まだ子どもの心を忘れていない主人公がちょっとうらやましくなりました。
    私にはきっと・・・あの音は聞こえないだろうなぁ。

    4歳の息子にはまだストーリーをちゃんと理解するのは難しいようでした。
    でも、もう少し大きくなったら、きっとこの《ぼく》の気持ちを理解出来る時期がくるんじゃないかと思っています。

    大人の男性にもぜひ読んで頂きたい絵本です。

    投稿日:2008/11/14

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  • いつまでも子どもの心。

    絵本ナビでちょっと立ち読みしてから
    読みたくて探していて図書館で見つけて
    借りました。
    絵がなんとも素敵!と思って読み進み、どうなるんだろう
    と子供達と一緒にドキドキして読みました。

    いつまでも自分の子供達にもサンタさんが居ることを
    信じていて欲しいと思うので、純粋な気持ちを持ったまま
    大人になって欲しいなと思います。
    この鈴を今、私がふっても音が聞こえなんだろうなと思うと
    ちょっと寂しいですね。
    クリスマスのお話なのでちょっと季節はずれですが
    是非親子で読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2008/03/17

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  • 珠玉の一冊

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この作品は、トム・ハンクスの主演で映画化された『ポーラー・エクスプレス』の原作。
    クリス・ヴァン・オールズバーグの作品では、『ジュマンジ』『ザスーラ』と3つが映画になっています。

    大人になった僕の回顧録という形式で、サンタの存在を信じていた僕が、クリスマス・イブの夜中に寝ないでサンタの登場を待っているシーンから始まります。
    そして、家の前に現れたのは、急行「北極号」
    とても幻想的な北極点の町への旅が始まります。

    まさに、オールズバーグのパステル画が、クリスマスの様々なシーンと見事に溶け合っていて、見るものの心を虜にすることでしょう。
    何と言っても、僕が欲しがったプレゼントが、サンタの橇についた銀の鈴だったことに感銘を受けました。
    だって、サンタと過ごした証が欲しかったのですから。

    小学校1年の次男は、僕が鈴をしまったローブのポケットに穴があいていて、鈴が無くなってしまうシーンで、口をあけて驚いていました。
    それくらい、引き込まれてしまうお話なのだと思います。

    最後の頁は、何度読みかえしても心に響く文章です。
    村上 春樹さんならではの素晴らしい訳だと思います。
    『以前は僕の友達はだいたいみんなその鈴の音を聞くことができた。
    でも年月が経ってしまって、もうその音は誰の耳にも届かない。
    サラはある年のクリスマスにそれを振ってみたが、彼女にさえその美しい音は聞こえなかった。
    僕はもうすっかり大人になってしまったけれど、鈴の音はまだ聞こえる。
    本当に信じていれば、それはちゃんと聞こえるんだよ。』

    珠玉の一冊と呼ぶに相応しい1986年コルデコット賞受賞作品です。
    クリスマスに是非読み聞かせして下さい。

    投稿日:2008/03/01

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  • サンタさんを信じられなくなった子へ

    • ホットケーキさん
    • 40代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子13歳、女の子11歳、女の子6歳

    3姉妹の上2人はもう10代で、サンタさんは物語の中だけだと悟ってしまいました。でも、この物語はとても魅力的なようで、下の子に読んでであげていると、いつのまにか上の2人も聞き入ってます。とてもクリスマスらしくて素敵な絵本です。

    投稿日:2008/01/24

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  • 信じていれば・・・

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    クリスマスイブの晩、クリスマスを、サンタさんを信じる男の子はベットの中で耳を澄ましています。
    友達はいないなんて言っていたけど サンタさんはきっといるはず、そりの鈴の音が聞こえる、と。


    クリスマスの晩のふしぎな体験をとっても壮大に、幻想的に描いてあり
    子供達はもちろん、読んでいる大人の私までうっとりします。

    子供達のサンタさんはいるか?という永遠の謎に
    とびっきりの愛とファンタジーで答えてくれる絵本。

    愛された記憶と、信じる心が人間の原動力だと思う
    それを与えてくれる素晴らしい絵本です。

    投稿日:2008/01/16

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