表紙には大きな丸テーブルに醤油とソース。他の物は何も乗っていない。嵐の前の静けさではないけれど、これから楽しいことが起こる予感を感じました。開けて読み聞かせをしてみると、色々な食べものの絵と音が出てきます。私は”だいこん”がお気に入りです。大根の二つに切られたダイナミックな断面。そこに葉っぱも捨てずに付いているところが私好み。そして、大根はなまだったら”はりはり”だけれど、たくあんにしたら”ぱりぱり”。同じ食材でも音が違う!とちょっと勉強にもなり得した気分になれます。最後においしいご飯が出てきて、最終的に御櫃の中身が空っぽになるほど食べています。自分の好きなページに戻って”すきなたべもの”をおかわりして楽しめます。娘に何度も”味わいながら“読み聞かせをしたいです。