「ふしぎだな?知らないこといっぱい」シリーズの1冊。
シリーズでは、「シロナガスクジラより大きいものっているの」が印象に残っています。
チーターが、動物の中で一番速いことは良く知られています。
それより速いのだから、車、電車かと思いきや、さにあらず。
何と、ハヤブサ。
これって、走るものではない筈。
原題を見ても
What’s Faster Than A Speeding Cheetah?
ですから、「チーターよりはやくはしるのだあれ?」
という邦題には、違和感を感じずにはいられません。
それはさておき、どんどん速いものはエスカレート。
チーター→ハヤブサ→プロペラ機→ジェット機→ロケット→隕石と続きます。
ロケットより速いもので、隕石というのは目から鱗。
時速24万`っていうのですから、驚きです。
でも、最後はやはり皆さんご存知のアレです。
その速さたるや、秒速30万`というのですから、桁違い。
こうして、数値の比較があると分かり易いですね。
横開きの絵本ですが、縦に見せるページがあったり、登場する動物が次のページの乗物に搭乗したりと、見所も多い内容です。
最終ページには、月まで行くのにどれ位かかるかな?という比較表もあって、実に良く出来た絵本だと思います。
小学生低学年のお子さんにオススメします。