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かさ」 みんなの声

かさ 作・絵:太田 大八
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年
ISBN:9784580815339
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,297
みんなの声 総数 44
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44件見つかりました

  • 文字なしです

    シンプルなのに印象に残る絵本です。

    白と黒を基調とした絵本ですが、

    女の子の傘の色だけ赤です。

    駅までお父さんの傘を持っていく

    女の子のお話です。

    その女の子の傘が赤色です。

    駅に行くまでの道のりで

    寄り道ではなく道草を食う感じですね。

    ケーキ屋さんでじーっと見てましたが、

    お父さんと帰りに買ってました。

    こちらは完全に寄り道ですねー。

    投稿日:2022/12/24

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  • こちらの絵本は、文字は無く、白黒で描かれた風景が続いてお話が繰り広げられていきます。登場する女の子のかさだけが真っ赤に塗られ、読み手はその赤いかさを追いかけるように読み進めていきます。

    娘たちが今より小さい頃、二人ともこの絵本が大好きで、「お話つくってー!」と何度もせがまれました。文字のない絵本は、好きなようにセリフを考えたりお話を自由に作ったりできるところも楽しいです。

    静かな雨の日の風景と、燃えるような赤のかさ。それだけでとてもドラマチックな展開が待っているような気持ちになります。想像力を働かせて娘たちもいろいろなセリフを考えたりして楽しんでいました。

    投稿日:2021/09/20

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  • 文章がひとつもない絵本。
    絵だけで、物語が進む。

    父の傘を持って、駅まで迎えに行く小さな女の子。赤い傘をさして雨の中、町を通り抜けていく。途中にいろいろな見るべきものや、心がときめくものがあり、意外と長い道のりに…

    「字のない絵本」を初めて読んだが、しっかりした絵の構図や印象的な色使いで、話や登場人物の気持ちなどが自然に伝わってきた。むしろ台詞や情景描写などがあると、邪魔になるかもしれない。
    読者は自分の空想のなかで、女の子の気持ちや台詞などを、自由に想像して楽しむ余地がある。読者参加型の絵本、読者が読んで初めて完成する絵本とも言える。

    迫力のある画面は、しっかりとしたデザインの基礎に支えられている。視点がいろいろに変わるので、シンプルな話なのに見ていて飽きない。素敵でお洒落な絵本である。
    70年代のファッションや、ちょっと懐かしいような町の風景が楽しめた。大人世代が読んだら、自分の中にあるいろんな思い出がよみがえり、作者が意図したのとは別の新しい物語ができそうだ。

    投稿日:2020/12/13

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  • 梅雨の時期に

    モノトーンに、赤い傘が印象的な絵本。
    文字はありません。文字はありませんが、お話は、シンプルに想像できます。そして、温かなお話です。
    絵本全体に、終始、雨が降り続けている感じが、いいですね。
    梅雨の時期に読みたい絵本です。

    投稿日:2018/03/05

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  • 男の子だけど好き

    なぜか傘が好きな息子。
    まだ自分の傘は買ってあげていないのですが、大人のものを持ちたがります。

    この絵本は女の子が主人公なのですが、息子は自分だと思っている様子。
    絵本を見ながら、一生懸命状況を説明してくれます。

    大人が見ても味わい深い絵本です。

    投稿日:2016/07/05

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  • 懐かしい光景

    • ccさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    女の子がお父さんの傘を持って、駅までお迎えに行くお話し。
    モノクロの絵本の中でひときわ女の子の赤い傘が目立ちます。
    文章がないので、絵を読む絵本です。

    日によっては、子どもが文章を作って読んでくれたり、
    二人でお話ししながら、読んだり、
    文章がないからこそ、その時によって、色々な読み方ができます。

    昔は雨が降ったら、親や兄弟に駅まで傘を持ってきてもらいましたが、
    今はコンビニで傘を買ってしまったりして、迎えに来てもらうなんて、
    いつからしていないかなと考えてしまいました。
    僕も小学生になって、お母さんが傘持っていなくて、
    雨降ってきたら、お迎えに行ってあげるねと言ってくれて、
    そんな日が来るのがとても楽しみです。

    文章のないモノクロの絵がノスタルジーを感じました。

    投稿日:2016/03/25

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  • レトロでいて斬新!

     字がない絵本と知って、どんな本だろうと興味を持って購入しました。
    女の子が雨の日にお父さんを駅まで迎えに行くストーリー。少しレトロな絵の中で女の子のさしている傘の赤色だけ色づいており、雨の日の少し暗い空模様が表現されており、それと対比して赤色の傘が強く印象に残ります。
     文字がなく視覚で楽しめる絵本であり小さい子どもも楽しめるし、レトロな雰囲気でアートな要素もあるので大人も楽しめると思います。子どものときの雨の日を思い出してなんだか懐かしくなりました。おすすめの1冊です。

    投稿日:2015/12/15

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  • 音がきこえる

    雨のふるなか、傘をもって、お父さんを駅にむかえにいく、女の子がえがかれています。
    言葉はありません。色はモノクロで、女の子の傘だけが赤です。
    静かな絵本だなあ、と読み始めたのですが、ちがっていました。
    女のこの赤い傘を目で追っていると、だんだん、いろんな音が聞こえてくる気がするのです。
    女の子に重ねあわせてしまうんですね。
    駅で、お父さんと会えた時には、もう、いろんな音や声が頭の中にひろがって、文字がないことすら忘れてしまっていました。

    投稿日:2015/07/24

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  • 静かで、心温まる

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     雨が降ってきた夕方、女の子が駅まで
    父親に傘を届けるお使いです。
     文章はありません。
    しかしページから雨音が聞こえます。
    女の子のボソボソ歩く長靴の音、
    道路の水たまりを走りぬける車の音、
    跨道橋に響く列車の走音、
    交差点の信号の音、人々の雑踏の音…。
     女の子の赤い傘が、色のない町中を動いていくと、
    その周りに想像と見守りが生まれます。
    ページ毎に現れる都会の風景には、
    あわくはかない憧れを抱きます。
     傘を無事届けた安堵感、
    赤い傘は誇らしく見えました。

     静かで、心温まる絵本です。
    太田大八画伯に、感謝。

    投稿日:2015/03/22

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  • 開くたびに幸せになる絵本

    モノトーンで描かれた文字のない、とてもおしゃれな絵本です。
    小さな女の子が、真っ赤なかさをさし、大きな黒い傘を持ってあるいていきます。他は全て白黒なのに、女の子の持つ傘だけが赤で描かれていて目をひきます。
    道々いろんなものに興味をそそられながらも駅にたどり着き、おとうさんに大きな傘を渡す姿は、とっても微笑ましいです。
    絵が女の子の気持ちなどをたくさん語っていて、開くたびに幸せになる絵本で、子どもたちも私も大好きです。

    投稿日:2014/07/04

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