4歳の娘、9歳の息子と読みました。
赤ちゃんのときの、あくびをした顔、
怒っている顔泣いている顔、
本当にどれをとってもかわいくて、私にとってはどの顔も大切な思い出。
4歳の娘は泣いているときと寝ているときは、
いまだに赤ちゃんのときの面影があるけれど、
9歳の息子は変貌してしまって、いまや跡形もない。
でも、オムツの中でオシッコしている時の顔や、
なかなかウンチがでなくて顔を真っ赤にしていた息子の様子は、
つい数日前のことのように、はっきりと思い出せるから不思議です。
この絵本は、そんなちょっとした日々の子育ての宝物の思い出を、
思い起こさせてくれる一冊。
でも一番大切なのは、大きくなった今でも、
子供たちのことがとってもかわいいということ。
親にとって、子供はいつまでも、子供なんですね。
作者のみやにしさんも、お子さんがいらっしゃるのでしょうか、
そんな子供にたいする暖かな愛情がしっかりと感じられる一冊です。