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きつねのおきゃくさま」 みんなの声

きつねのおきゃくさま 作:あまん きみこ
絵:二俣 英五郎
出版社:サンリード
税込価格:\1,980
発行日:1984年
ISBN:9784914985271
評価スコア 4.81
評価ランキング 281
みんなの声 総数 78
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78件見つかりました

  • いつまでも心に残る映画のようだ!

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子9歳、女の子4歳

    あまんさんの書くきつねのお話が好きです。
    二俣さんの描く、日本昔話的な絵も好きです。
    『きつね』の絵本を探していて、偶然手にしたこの絵本。

    テンポよく始まり、ああ、やっぱり、次はこうなって、ああなって・・・と予測しながら読み進めていきました。
    ところが、ラストに、意外な結末が・・・。
    ショックでした!
    でも、心に深く残ります。

    はらぺこきつねが、やせたひよこを太らせてから食べようと、世話をやくうちに情がうつり・・・と、よくあるパターンなんですが、文章が面白くあっという間に惹きこまれてしまいます。
    繰り返しも楽しく、きつねがほめられてぼうっとなってしまうところは、読んでる方もじーんとなります。

    すっかりきつねのファンになったところに、衝撃的なラストシーン。まるで、映画のようですね。

    幼児よりもむしろ小学生に、読んであげたい絵本です。

    投稿日:2005/10/19

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  • 切ないけど・・・

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    この絵本はぜひ声に出して読み聞かせて欲しいです。
    スッと読んで、絵本全体からのメッセージを五感で
    感じて欲しいです。

    大阪府高槻市でスライドを用いて絵本読み語りをされている
    きよの絵本劇場。

    民話調の語りは耳に残ります。
    当時幼かった息子が帰宅してから
    プラレールの電車を走らせながら
    きよのさんの口調でおはなしを復唱していたのには
    びっくりしました。

    行き違いであれ、
    親切と評価されることが、
    きつねの心を変えます。
    子育ても同じかも、
    と反省させられます。

    投稿日:2005/01/18

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  • きつねさん死なないで!

    • ひろゆうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子2歳

    子供の絵本にしては珍しく悲しい結末です。
    はらぺこのきつねは、はじめは太らせて食べてしまおうという考えからやせっぽちのひよこやあひる、うさぎをいえに呼びますが世話をしているうちに「やさしいおにいちゃん」「しんせつなきつね」「かみさまみたい」なんていわれてだんだんいい人になっていく。最後にはひよこたちを襲おうとしたおおかみと勇敢に戦い傷ついて死んでゆく。ショックと悲しさから自然と涙していた息子たちを見て”やさしい子に育ったね”と嬉しくなりました。いつも楽しいお話ばかりでなく、たまにはこういうお話も必要かなと思いました。

    投稿日:2004/03/17

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  • 涙がでます

    • もものりさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、女の子2歳

    きつねが初めは食べてしまうのを目的にひよこやうさぎを家に招きますが、優しい神様みたいなお兄ちゃんと慕われ最後には狼からみなを守る為戦い死んでいきます。
    絵本で主人公が死んでしまうのは親として嫌な気もしますが、初めて他の人に頼りにされる喜びを知り、勇気を持って戦い幸せそうな顔で死んでいくきつねから学ぶものは親子共々たくさんあると思います。

    投稿日:2004/01/17

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  • 最高傑作!

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    子ども達はこの絵本が大好きです。
    4.5歳から小学校高学年まで読み聞かせに使っています。
    きつねが可哀相、悲しい・・・そんな感想だけではない何かが、
    上手くいえないけど、心にしみる何かが伝わってきます。
    親として、この絵本の良さがわかる子どもに育って欲しいと思いました。

    投稿日:2003/11/12

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  • 感動します。

    • のりたまさん
    • 40代
    • ママ
    • 和歌山県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    私が読み聞かせを始めて一番最初に選んだ本で、私の中では最も大切な本でもあります。
    おだぴんさんが号泣されたように、私も胸がこみ上げてくるうちは読み聞かせをすることができず、苦労した本でもあります。
     きつねが、自分のエサにしようと肥やしてきたひよこ・うさぎ・あひるを守るためにおおかみと戦って死ぬ、こんなことありえないかもしれないけれど、こうあってくれてありがとうと思いたい。情というものはこんなにも深い、熱いもの、自分が何者かさえ超えてしまうもの。きつねの心の移り変わりが不自然なものではなく、むしろ当然の成り行きのように違和感なく感じてしまうのは、読み手の方もきつねの心になりきっているからかもしれない。

    投稿日:2003/03/16

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  • しみじみ…

    学生時代、バイトしていた園で、子どもが「読んで」と持ってきました。
    下読みもなく読んでみたら、不覚にも子どもの前で号泣してしまいました。
    食べてやろうと思っていたのに、だんだんと関係が深まって、いつのまにか「えさ」じゃなくて「友達」?になってしまった。
    きつねとひよこ・あひる・うさぎたち。
    きつねの勇敢な姿と、逝ってしまう場面には子どもの心にも訴えるものがあるようです。
    現実にはありえないお話だけれど、あまんきみこさんの文体と二俣英五郎さんのあたたかいタッチで、心に強く強く残る一冊です。

    投稿日:2003/03/15

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  • 太らせて食べるために、ひよこをもてなすキツネ。良い人だと思われて、あひるやうさぎまでが一緒に来てしまう。太らせているのだが、食べる前におおかみに狙われ、命をかけて守りそのせいで死んでしまうキツネ。

    食べようと思っていたはずが、神様扱いされるうちに情がわいてきた姿、ちょっと感動します。

    心があったまる一冊でした。

    ちなみに、とっぴんぱらりのぷう、って何?と娘に聞かれて調べました。秋田のことばでお話はおしまい、とか、話をきいてくれてありがとう、という意味あいの、話の終わりの言葉だそうです。

    投稿日:2015/03/20

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  • 頼られるって、誇らしい

    二年生の娘の読書感想文用に選びました。

    はらぺこのキツネが見つけたひよこ。
    「太ってから食べてやろう」と優しく食べさせ、世話してやります。
    でもひよこはすっかり安心して、「優しいおにいちゃん」とキツネを信じきってしまいます。
    「優しい」なんて初めて言われたキツネは、嬉しくなりました。
    その後やってきたアヒルとうさぎも世話するようになり、「親切なおにいちゃん」「神様みたいなおにいちゃん」と信用されるようになりますが、ある日オオカミが襲ってきて…?

    人は誰でも変われる、ということでしょうか。
    ずるがしこい企みを考えたキツネは、今まで誰からも信用されたり愛されたことがなかったのでしょうね。
    娘とは「もしオオカミがやって来なかったなら、その後4人はどうなっていたか」を考えました。
    「たぶん4人で、そのまま幸せに暮らしていたと思う」というのが、娘の答え。
    キツネが始めのずる賢いキツネのままなら、きっとしっぽを巻いて逃げていたでしょうね。
    ひよことアヒルとうさぎの全幅の信頼が、キツネを変えたのだと思います。

    投稿日:2012/08/02

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  • おきゃくさまのために・・・

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    やせたお客さまに、いっぱいご馳走して、太らせて、あとはいただきますのつもりのきつねでしたが、最後は、とんだことになってしまいました。
    本当は、がぶりとやりたいところを、優しい、親切な、神様のようなと言われ、とっても幸せな気持ちになったきつねが、最後に勇敢に戦って、死んでいった。
    これが、きつねが本当にしたかったことなのか、少し疑問に思ったが、悲しいけど、なんだか優しさに包まれたような気持ちになれた。絵も優しくて、子どもたちの心をそっとなでてくれるような気がする。

    投稿日:2007/11/12

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