「日本の昔話5 ねずみのもちつき」 みんなの声

有名なものから、初めて聞くような話まで、昔話がたっぷりです。
挿絵がないお話が多いのですが、息子は読み聞かせをしてほしがります。
私としても、一話が短くて読み聞かせに時間がかからないのでとっつきやすく、時間のある時にちょこちょこと、毎日合計3〜4話ずつ読んであげています。

知っている昔話、知らない昔話、それぞれに様々な味わいのある大作です。
こうしてみると、改めて同じ話でも地域や、伝承のされかたで、味わいが微妙に違っていることがよく解ります。
また、この本は、ストレートに語られているお話が多くて、絵本との読み比べも楽しいです。

絵は赤羽末吉さんで、日本の昔話のイメージにピッタリです。かわいいですね。ほっこりします。方言で書かれた日本の昔話の本も多くありますが、こちらは標準語です。今の子どもたちには、このほうが分りやすいかもしれませんね。