「みずくさむらとみずべむら」 みんなの声

「やなぎむらのおはなし」シリーズらしい、いわゆる「良いお話」だったと思います。また、繊細なタッチの絵もとても良かったと思います。この絵が私は気に入っています。
今回のお話は登場人物が多いので、覚えるのが少し大変でしたが、楽しく読ませていただくことができました。

ホタル池の水草むらに、みずすましあめんぼう、げんごろう、たいこうちなどの家族が住んでいます。
みんな名前がついていて、水辺の絵が美しく、物語の始まりの予感を感じます。
ていねいな描写で、どんな虫なのか興味も沸きます。
トンボ特急便のセンターには、色々な種類のトンボたちの紹介。
これも楽しいです。
さて、はげしい雨が降った水辺がどうなったかと言うと、
溢れそうな雨と強い風で遭難者も出たようです。
トンボの救助隊、頼りになるざりがにさんなどが出てきます。

このお話は、大雨でみずくさむらの生き物たちが流されてしまったのを、みずべむらのトンボたちが救出するお話でした。うちの子は昆虫の中ならトンボが一番好きみたいで、かっこよくほかの生き物を助けている様子が気に入っていました。また、いろいろなトンボの種類も出てきたところも好きだったみたいです。

やなぎむらシリーズが好きなので２歳と４歳の子に読みました。
みずべむらのお話ですが、やなぎむらの面々も顔を見せてくれます。
たくさんの虫たちが出てきます。
「○○はこのこ」と絵を指さしながら楽しんでいました。私は虫に疎いものでどれかな？と思いつつ探しました。
水辺での生活。楽しいこともあればたいへんなこともありますよね。
仲間がいるっていいな。

「やなぎむらのおはなしシリーズ」親子でとても好きです！
４歳の我が家の娘は図書館に行くと，必ずと言っていいほどこにシリーズを手にしてきます。
小さな虫の世界がよく描かれていてとても楽しいです。
虫達の名前が慣れるまで大変ですが（笑）。
イラストも見応えがありますね！

５歳と３歳の子供達に読みました。
絵も話も良いとは思うのですが、虫の登場人物が多すぎて、名前がごちゃごちゃになって、混乱してしまいました。
自然や虫にある程度親しんだ大人が読んであげると良さそうです。

やなぎむらの近くにある「みずくさむら」と「みずべのむら」が今回の舞台でした。
池や池の側に住む虫たちの生活の様子が、見ていて楽しかったです。
シリーズものなので、「やなぎむら」の虫たちが登場したシーンはドキドキしました。でも、今回やなぎむらのメンバーは登場しただけで何もできず、大活躍したのは水辺村のトンボさんたちやざりがにのダイマッカチンさんでした。

このへんてこりんなネーミングが意外にハマりました。
元々日本の方なので、物語の発想がとても日本的ですよね〜。
シリーズを通して、物語は大円団のハッピーエンドなので、見ている子どもたちも安心して楽しめるんじゃないかと思います。

長男の大好きなやなぎむらシリーズの、スピンオフ作品とも言える
みずべむらの物語です。
みずすましやアメンボ、げんごろうなど、小さな池に住む虫たちが主役です。
普段、目にすることがあったとしても、あまり気にもとめない虫たちが、
こうやって名前をつけられてお話の中でイキイキ暮らしていると、
途端に身近に感じられるから不思議です。

大雨で、池の水があふれ出して、
泥の中に埋まってしまった、みずべむらの虫たち。
やなぎむらの面々も顔を出します。
助けてくれたのは、とんぼとっきゅうびんの皆さん！
長男も「かっこいい」と言ってました。

ちょっと登場人物が多いので、年長さんくらいからかな？
何度も繰り返し読んであげた方が、お話を把握しやすいかも。

ほたる池のみずくさむらとみずべむらに住むむしたちの日常を描いたお話。
ある日、雨がたくさん降り、水があふれて、やなぎむらの近くまで、泥水が流れていきました。その泥に落ちたむしたちの救出作戦決行！

小さな虫たちが、みんなで協力し合って生きていく様子が、美しい風景とともに描かれているこのシリ−ズは、私の大のお気に入りです。それぞれのむしたちの特徴にあわせての素敵なファッション。そして、名前付けもなかなかユニークです。今回は、登場する虫たちもたくさんいて、世界がどんどん広がっていくようです。

初めてこのシリーズを読みました。
色鉛筆を使っているのでしょうか、絵がとても細かくて繊細で、小さな虫たちの小さな世界をとても丁寧に描いています。
読む側としては、最初の虫たちの紹介がどれがどれだか混乱してしまって少々手こずってしまいましたが、それを除けばお話し協力し合って暮らすことの大切さが描かれていて良かったです。
娘も食い入るようにじっくり絵を眺めながら聞いていました。
登場人物の多さも、虫が好きな子には気にならないでしょうし、絵本を読みながら子供と一緒に虫の名前を覚えるのもいいかもしれませんね。
小さな小さな虫の世界にも、こんなに色々な出来事があって、沢山の生き物が暮らしているんだなってことに改めて気付かされました。