「ダンプえんちょうやっつけた」 みんなの声

ここに描かれている子ども達は本来の子どもの姿です。
ゲームもなくビデオもなく、ただ全身を使って外で遊ぶ。
今は子ども達の遊びも悪い意味で多様化し、このように
思い切り体を動かして楽しく冒険し遊ぶ機会が激減して
います。気が弱くておとなしい子どももみんなと一緒に
助け合いの中集団遊びをしています。
だんぷえんちょうもそうです。子ども以上に楽しんでる
保育の域を超越し人と人との付き合いをしている。
幼児期にもっとも必要な生活がこの絵本には描かれて
います。せめて親ができることは何だろう・・・？

保育園のお話です。外遊びが大好きな我が子にはとても面白かったみたい。冒険や海賊ごっこや遊具なしでの昔ながらの遊び，どれも新鮮でいろいろと聞かれながら読みました。ちょっと長いので５歳くらいからがいいかなと思います。

「おしいれのぼうけん」の本を去年のクリスマスにプレゼントでもらって表紙の帯に書かれているこの本を見て「欲しい！」と言って買ってあげました。

読んでいるうちにだんだん息子は話に引き込まれていくし、読んでいる私は昔、家の近くの田んぼや畑や何もない広場でどろんこになりながら遊んだことを思い出しながら懐かしく読みました。
「だってこわいんだもん」の一言が印象的なのですが、最後には「こわいことするのおもしろいんだもん」になっていく。息子も今「こわいこと」がだんだん「これおもしろい」になるんだろうなあ。

幸せの絵本で知ってから、ずっと気になっていた絵本です。
ちょっと長めの絵本でも、集中して聞いていられるようになってきたので、読んでみましたが・・・。
子供たち、じ〜っと聞き入って、一緒に笑ったり、どきどきしたり・・・。
本当に、一緒になって遊んでいるようでした。

最後の、「こわいことするの、楽しいんだも〜ん！」は、子供心をくすぐる台詞ですよね。
確かに、子供ってそうだわ・・・と思いました。
（もっとも、親の私としては、気が気じゃないんですけど・・・）

絵本の中でも、元気いっぱい遊んで、満足したお話でした。

９人の年長組の子供たちとしっかり遊びこみ、午睡はリヤカーで、、、疲れを知らない子供たちにしっかりとつきあうダンプえんちょうのパワーに脱帽です。保育園や学童保育の先生にダンプ園長のような人がいたら面白いなあ、、、。今度は是非、学童保育所を舞台に年齢差のある子供たちの中での「遊びこみ」を取り上げたお話が出てこないかなあと期待します。さくらが飛んだ縦のページがうちの子供たちは大好きで「やった」と思わず声が上がります。「園庭や敷地内に遊具がなくてもこんなにすごい冒険ができる」そんな保育園や学童がいつの日が出てくるといいなあ、そして自分の子供たちの普段の遊び（「込み」とまではいっていない）に思いを馳せつつ読んだ本です。やっぱり自分が子供の頃って暗くなるまで外で良く遊んだなあ、、、ということを忘れずに子育て親育ちしたいと思っています。

大きな大きな幼稚園の先生と、９人の子供がくりひろげる楽しいお話でした。我が家の男の子はまるで自分も絵本のなかにいるかのように、聞いていましたよ。子供の遊びや、先生と子供のかかわりや、年の違う子供どうしのつながりなど、こんな風に楽しめたらなと、思わせてくれる一冊でした。今では遊びや遊びの仕方もどうしたらいいかわからない子供が増えているし、空き地もなくみんなで考えてルールを決めたりして遊ぶことができなくなり、こんなふうに遊べたら子供たちはきっと喜ぶでしょう。

　息子が同シリーズの「おしいれのぼうけん」を保育園で知り、大好きなようなので別の読み物を･･･と思って選んだ初めての少し長めのお話です。
　息子はこちらは初めてでしたが、始めに「たかし」くんのあだなの由来に大笑い！　「何度かに分けて読む」と決めて読んだ本ですが、息子の「もうちょっと」の言葉に2回にしか分けられませんでした。（本の始めに１、真ん中あたりで２、と表示されてるので、分けるところの目安かな？と思ってます。）
　読み終わったあとは、予想通りの「もう1回！」コール。
　元気で明るい子どもたちの姿がよく伝わってくる本でした。そして、とかく家の中や、出来上がったおもちゃで遊び方通りに遊びがちな昨今、自然の中で想像をめぐらしながら遊びを作っていくという、子どもの持っている力を思い出させてくれる本だと思います。

時間のある時に、子どもに読んであげたいといつも思う本です。ちゃんと読めば３０分はかかるのですが、子どもはあきずに聞きますね。
園長も子どもも、町で働く人たちも、エネルギッシュで生きる力にあふれていて、たぶんどちらかというと貧しいんだけれども、とても明るい。お母さんが忙しくてパンツが洗えないとき、お母さんの花柄のパンツをはいてくる男の子がいたりするんですよね。
園長対子どもたちの本気の海賊ごっこも、すごくうらやましい！早期教育やら英才教育なんかもう、けっとばされちゃうという感じです。
「さくら」が跳ぶところで、いつも泣いてしまいます。

いつもは黙って聞いている息子が、この本は声を出して笑っていました。読んであげるのが楽しくなるくらいに。
でも、ただ面白いだけじゃない！子供に読み聞かせていたはずなのに、いつのまにか自分に読み聞かせていました。
一番小さな『さくら』が勇気を出して頑張っているところでは、目はウルウルしちゃうし、声だって震えちゃって・・。
読み終わると「ママ、もう１回読んで！」
２回続けて読むのはちょっとつらいかな？

｢おしいれのぼうけん｣を読み終わった後、今度はこの本を読もうと息子と決めて、早速読んだのですが、兎に角長いですね。１冊を何回かに分けて読むことも出来ますが、やっぱりいっきにと思うと、疲れます（笑）
現在、年長の息子は、４ヶ月前までは、保育園児でした。
転勤で、今は、幼稚園児となってしまいましたが、わらしこ保育園に懐かしさを感じていました。
明るいんです。みんな園児一人一人が、個性があって、動いているって感じで、読んでいてとても楽しかったです。
息子も長いお話に付き合うと言うことは、お話の世界に入ってしまったんでしょうね。