「このかたちなあに」 みんなの声

見ると絵を描きたくなる絵本です。
三角と四角で家になったり、四角に丸をつけると車になったり。
物を形に置き換えると、簡単に絵が描けるということを
楽しく教えてくれています。
夢中で描いていたら街ができちゃう・・・なんて
娘ともできたらいいな。

形認識の絵本っていうと、なんかもっと教育的だったり、アニメっぽかったり・・・で敬遠してしまいがちだけど、これは、お話自身も楽しめ、自然に形遊びもできる点がいいですね。
はっきりしたきれいな色の絵もかわいらしく、おえかきの好きな２才８ヵ月の次女にぴったりです。
こんな大きな紙いっぱいに、おえかきできたら楽しいでしょうね。せっかくの夏休み、模造紙でも買ってきて、３人の子におもいっきり描かせてやりたいな〜なんて思いました。

お母さんから大きな紙をもらったくまのクーとマーがお絵描きをしながら、○△□を使った絵を紹介してくれます。
たくさんたくさん書き続けてるうちに、じゃーん！町ができあがり！
子供とタイヤは丸、山は三角、ビルは四角でできてるね。
なんて話ながら楽しい時間が過ごせました。
○△□が書けるようになったお子さんにはもっと楽しめる絵本だと思います。

まる、さんかく、しかくの形遊びの絵本です。低年齢向きですね。
クレヨンなどで、なぐり書きを始め、そろそろ形あるものが描きたくなる１、２歳くらいから幼稚園へ入る前くらいの子どもが喜びそうかな。
クマのきょうだいクーとウーが、お母さんにもらった大きな画用紙に丸や三角や四角で出来る物をいろいろ描いていく話。最後にお母さんがおやつを作ってくれて、２人はお絵書きを止めるんだけど、そのおやつは丸と三角と四角で出来たパンケーキでした。
絵も可愛いし、お薦めですよ。

まるはどこ？
さんかくはどこ？
と、形を一緒に探しながら読みました。
（あと、お母さんもついでに探しちゃいましょう♪）

絵が、シンプルな形を組み合わせて描かれています。
４歳になった今でも、読みたがります。
最後のおやつのホットケーキ（丸と三角と四角でできてる！）
が、安心感を与えてくれるのかな。