この絵本は、まゆちゃんがおとうさんが今どこにいるかを想像しながら、帰りを待つというお話です。
おとうさんが会社を出て、電車に乗って、そしてマンションの階段をあがってきて・・
そして、まゆちゃんの想像通り、玄関をあけておとうさんが帰ってきます。
息子はいつもおとうさんの帰りをまだかまだかと待っているので、この絵本はまゆちゃんの立場になって読めたようです。
ちょうど絵本と同じようにおとうさんが川沿いの道を歩いて帰ってくるので、かっぱのガタロウが出てくる場面には釘付けでした。
そして、この絵本を読んで以来、「おとうさん、ガタロウに追いかけられて走ってるかなぁ?」と心配したり、おとうさんが帰ってくると「ガタロウにつかまらなかった?」と聞いたりするようになりました。
昼間に川沿いの道を歩く時も「ガタロウいるかな?」と覗き込んだりして、かなりガタロウに惹かれたようです。
子供はみんなおとうさんの帰りを待っていると思うので、この絵本は子供が共感して読むことができる絵本だと思います。