「あかい ふうせん」 みんなの声

レビューを読んで購入しました。
字のない絵本ですが、絵がすべてを物語ってくれます。
とても洗練された絵です。
赤い風船が膨らんでから、どんどん形を変えていく…という想像力が膨らむストーリーです。
息子は大のお気に入りです。

11ヶ月の息子に図書館から借りてきました。
絵本ではあまり見ないポスターのような美しい絵。
それでいて赤と丸という赤ちゃんの好きそうな表紙。
風船がりんご、蝶、お花へと変わっていくメルヘンな内容。
文字も無いし、絵を見て楽しんでくれるのでは、と期待したのですが。

息子は赤と緑の表紙には興味を示したのですが、めくっていくうちそっぽを向いてしまいました。
ストーリーをつけてみてもだめでした。
中は赤と黒の線画だけなので、退屈したのかもしれません。
風船もりんごも蝶も理解できてないので、おもしろくなかったのかもしれませんね。

もう少したったら、また読ませてみたいです。
本当に美しい絵本なので、子供と一緒に楽しみたいです。

口でふくらませた赤い風船。
どんどん大きくなって、ぱっと飛んでいきます。
それが、どんどん形を変え、色んなものになっていくのです。

使われている色は、風船の赤と、あとは、黒い線で描かれた人や景色等。でも、とてもわかりやすく、すんなりと入ってきました。

子どもと一緒に、お話が膨らみます。会話が弾みます。そして、何度も読んで読んでとせがまれました。
まだ言葉が充分でない子どもたちと、じっくりとお話の世界を楽しむことができました。

赤い風船が口から離れて飛んでいき、色々な物に変化していくお話です。

赤いリンゴが枝から落ちるページでは、なんだか切なく感じてしまいました。

文字がなく色もシンプルですが、赤い物たちが色々な事を物語っているように感じました。
それだけ、赤が強調されているのだと思います。

想像を膨らませて、言葉を作って読んであげるというよりも、ページをめくっていくだけで何かを感じ取る方が楽しめるのかもしれません。
なんだか奥深さのある絵本でした。

はじめてイエラさんの本に触れましたが、これはかなり驚きました。
飾っておきたい。。。
息子にも良さがわかるようで、次はなにかな♪と楽しそう。赤い丸いものがページをめくるごとに少しづつ変化し、そのセンス、見事で圧巻。
色調は赤と白。
でも輪郭線の黒がきりっとした美しさを表現していてドキドキしてしまいます。
すっかりファンになりました。

ほれました！

なんてステキな本なんでしょう☆
最小限の線と色。
これ以上ないバランスであらわされた1ページ1ページ。
子どもたちは？？？な顔をしていましたが、きっといつか気づいてくれると思います。
表紙を前にしてリビングに飾って・・
なんて夢見てしまいました。
0歳児からぜひ読んであげたい本です

絵本の学校に通っていた頃にすすめられ読んだ絵本。
黒の繊細な線と、赤い切り絵のみで作られた画面が斬新！
１度この本を開いたら、忘れられません。
どんどん変わっていく赤い物体。
読んでいる側の想像もどんどん膨らんでいきます。
洗練された世界…という感じです。その世界に触れたくて、ついつい何度もこの絵本を開いてしまいます。
読むたびに、「すごい！」とため息が出る絵本です。

この絵本に使われているのは風船の赤のみ。
（表紙には緑がありますが）
ハッキリした赤色で赤ちゃんの目でもしっかり見えるでしょうね＾＾

次々に色んな形に変わっていく赤色の姿がなんとも美しいです！！
字がない分引き込まれます。
シンプルだけど心に残る絵本です。

文字がない絵本は苦手なんですけど、この絵本は大丈夫。
私が語りかける前に子供たちが絵を見て姿を変えていく赤色の様子を教えてくれます☆

紙の質や赤の色合いまで細かく考えているのでしょう、
ページをめくったとき、ハッとするような『新鮮な赤』が
目に飛び込んできます。

息子に初めて見せた字の無い絵本です。
黙っているわたしに「よんでよー」と催促。
初めは「あれ？」「何かな？」など、短く付け加えていたのですが、
そのうちに息子本人が「ちょうちょだ！」「おはなだったねー」などと
一緒に楽しむことができるようになりました。

赤い風船がりんごになって、蝶になって花になって最後は傘になる。色々なものに形を変えていく姿が、赤色で描かれています。他に色がついていない白地に、赤がすごく目立ち、印象的です。
文字のない絵本で、毎回読むたびに新しいお話が生まれるように読んであげられます。
小さい子でも、身近な、知っているものが出てくる話なので楽しく読めます。