引越ししてきた町の商店街を、はじめて歩くときのどきどき感が、こちらまで伝わってきました。
歩きなれていると、見慣れたものになりますが、はじめて歩くときは、すべてが新鮮で、びっくり箱をあけてみたときのようなおどろきがいっぱいありますね。それを、この絵本を読みながら感じました。
商店街の楽しみ、それはいろんなお店があることのほかに、そこで働く人たちとのふれあいがあると思います。大型スーパーなどにはない、人と人とのコミュニケーションがあるなあと再発見。また行きたいなあ、って気にさせる心の温かい人たちがいっぱいいるところだなあって、商店街に愛着を感じました。
商店街で楽しみをみつけ、出会いをみつけた絵本のなかの男の子にちょっぴりあこがれてしまいました。