「みみかきめいじん」 みんなの声

「だるまさん」シリーズで、かがくいひろしさんを知ったので、私の中では赤ちゃん絵本の印象がありましたが、こちらは、ストーリーもありお姉ちゃん向けでした。

お話が長くなっても、かがくいさんの面白さは変わらずでした。

「耳かき」という、絵本では珍しいテーマでしたね。
絵のかわいらしさと、お話の面白さで、すっかり夢中になりました。

かがくいひろしさんの作品が好きで、目にとまりました。

耳かきをテーマにした絵本なんて、素敵だなと思いました。耳かきをしたことのない人なんて、たぶんいないし、気持ちいいし。

ぞうさんも、うさぎさんたちも、透明人間も、耳かきをして気持ちよい様子が、とても伝わってきて、自分も耳そうじしてほしくなりました。

耳かきに来るお客さんも面白かったし、なんか耳かき名人の絵のタッチが気持ちよさそうになります。耳かきごっこ子供としてました。ホンワカな絵本でした。

　本来命の無いものに見事命を吹き込み、楽しいお話を作られるかがくい先生の作品が大好きです。
　先日も赤ちゃん誕生のお祝いに絵本を１０冊程贈りました。
　かがくい先生の作品は必ず２〜３冊入れ、新米ママさんにかがくい作品の楽しさを伝えています。

　こちらの作品も表紙絵から爆笑。
　“耳掻き”というタイトルは、もうその気持ち良さを知っている大人向けに思えるからです。
　さて、いかにして子どもたちにこの気持ち良さを伝えるのかしら？と読みました。
　
　ひょうたんと耳掻きという組み合わせも、改めて考えてみればなぜ？のですが、不思議な事に妙にしっくりきてしまいます。
　
　みみかきやのひょ・うーたん先生のキャラクターに笑い、みみかき草なるものの畑に笑いました。
　耳牡掻きを頼みに来るお客さんに合わせて、畑からみみかき草を選ぶひょうすけ君も可愛い。
　
　名人の技に気持ち良くなってしまったお客さんたちの様子を親子で笑いながらご堪能ください。
　きっとこの様子からお子さんは耳掻きの気持ち良さを理解できたでしょうねぇ〜。
　三番目のお客さんの登場からすると、これは１２月頃読むのがタイムリーな作品かしら？
　何度読んでも、かがくい作品大好き！です。

みみかきやの　ひょ・うーたんせんせいのところに色んなお客さんが来るお話です。

子供は、耳かきが大好きなのでとても楽しく聞いていました。

その弟子のひょうすけもいいキャラになっています。

ひょうすけのところを高い声に変えて話すと子供のつぼにはまったらしく大うけ…。


ひょうすけがとうめいにんげんようのみみかきをとりにいく姿はかわいくてかわいくて…。　　　　一気にファンになっちゃいました。

そして、とうめいにんげんの正体は？

かがくいひろしさん本領発揮です！

ぷっと　まいて　ぷっと　まいて　ぷっぷっぷっ
みみかきやの　ひょ・うーたん先生がみみかき草にみずをまいている様子です

みみかきやに訪れる　ぞうさん、うさぎのだんたいさん、謎？の透明人間さんを　つぎつぎに絶妙のみみかきでとろけさせてしまう　うーたん先生
ほじほじほじ　ほじほじほじ
トロトロリ〜

言葉のリズムが最高に心地がよくて　読み聞かせている私も、聞いている娘もずんずん引き込まれていってしまいます


弟子のひょうすけとのかけあいも楽しく
みみかき草の　「う」の１ばんから１００ばんをとってきた　ひょうすけが
「せんせい、まえが　みえません」
「わしも　ひょうすけが　みえん」
というくだりのあるページは　いつも何回も何回も繰り返し読んでは
大笑いしている娘です

かがくい先生の奏でる言葉の音楽会を　存分に楽しませてもらえる一冊です

読むたびにみみかきがしたくなり、子供に催促されてしまいます。
みみかきめいじんのうーたん先生に、みみかきをしてもらう、おきゃくさんたちの顔が幸せそうで、笑ってしまいます。

こんな耳かきやさんがあるなら、是非おねがいしたい！！
そう思ってしまう本でした。
かがくいワールドがにじみ出ていて
ますますファンになってしまいました。

大きなゾウから透明人間まで・・
どんな耳にもあう「みみかき草」いいですね〜。

私は○の○番がいいな！と、
どんな形のどの大きさかもわからなくても
子供たちの希望があるようです。
読み終わったら、みみかきがしたくなりますよ。

耳かきの大嫌いな５歳の甥っ子を洗脳しようと読み聞かせたら、耳かきはともかくおはなしは気に入ったようです。
５歳弟・７歳兄の２人とも、とうめいにんげんさんの正体に「わー、秘密を知った！」と大喜びしていましたが、私が気に入ったのはウサギの大群がやってきて、「きもちええわぁ〜」「ええわぁ〜」とみんなでとんろりするところ。この部分に気持ちをこめて何回もしつこく読んだので、私が帰った後の５歳弟の口癖が「きもちええわぁ〜」。
母親（私の姉）は、いったい我が子はどこでそんな言葉を覚えたのか、不安に駆られたそうです。
耳かき嫌いな子も、そんなことは棚上げして楽しめるえほんです。

ある読み聞かせの会に参加して知った絵本です。それは、かがくいひろしさんとの初めての出会いでした。
早速購入して３歳の娘に読み聞かせました。するとそばにいた８歳の兄までそばに来て…何度も何度も読みました。上の子も下の子もにこにこして聞き、終わると「もう一回！」とリクエスト。年齢を問わず、思わず引き込まれてしまう絵本です。
心地よいリズムのよさで、気づけば絵本に出てくるフレーズを何度も口にしている娘。突然、「お母さん、ぞうさんとけちゃったんだよね〜」とか「とろとろり〜」なんて言い出すこともよくあり、絵本の世界にすっかり入り込んでいるようです。
いつの間にか子どもが覚えちゃう、そんなすてきな本です。