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ふでばこのなかのキルル」 みんなの声

ふでばこのなかのキルル 作・絵:松成 真理子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年09月
ISBN:9784592761433
評価スコア 4.54
評価ランキング 7,001
みんなの声 総数 25
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  • 何か「居る」って、楽しい♪

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    松成さんの絵本は
    おじいちゃんとの関わりが多く
    いつも、じ〜んと心に沁みます

    「キルル」というネーミングもなんか惹きつけます

    キルルと一緒にいたいと考えますが
    でも、キルルのことを考える
    キルルにとって、1番いいことって・・・

    カラフルな帽子を被ったおじいちゃんに
    気付くの遅いよ〜と、つっこみを入れたくなりますが(^^ゞ

    私も何もしなくていいから
    筆箱?きれいな箱がいいかな?
    に、素敵なキルルが入っててほしくなりました

    投稿日:2010/12/21

    参考になりました
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    1
  • 何度も読み返して

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    キルルってなんだろう・・・?どうして筆箱の中に住んでるの・・?
    なぜ時々真珠のネックレスの上で寝たりするの・・?
    男の子のつぶやきのようにこのお話は、語られます
    50年前の約束を思い出したおじいちゃんによって、キルルとの出会いがわかり、そして別れが近いことも知ることに・・・

    手のひらに乗せただけで、言葉が伝わってくるって、どんな感じなんでしょうか・・・
    現代のなんでも見たもの聞いたものが優先されている私たちには、感じ取れないのではないかしら

    そんなことを思いながら、何度も読み返していくうちに、キルルの心が伝わってきました
    なぜ真珠のネックレスが恋しかったのか・・・・
    キルルの思い、男の子の思いがわかりかけてくると、すべてを言葉に表さなくとも、読み手に作者の思いを伝えてしまう松成ワールドのすごさにまた感動した絵本となりました
    優しいタッチの絵とともに癒されること間違いなしです

    投稿日:2010/11/29

    参考になりました
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    2
  • 手乗りりゅう

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    わらであんだふでばこのなかに小さなりゅう。
    これだけで魅かれました。

    おもしろくて笑える絵本ではありません。
    松成さんの他の作品を知っていたので
    何となく心にしみる系統だろうと察しはつきました。

    おじいちゃんが50年も忘れていた約束。

    キルルは何にも言わないで
    おじいちゃんの涙をひとつ
    もらって消えてしまった。

    「またどこかでだれかの願いを
    叶えているのだろうか?」

    そのとおりだろうと私は思いました。
    キルルは図鑑の竜のように大きくならず
    チワワみたいな存在で
    人に寄り添って暮す愛くるしい竜なんではないかと。

    投稿日:2010/11/11

    参考になりました
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    1
  • 真摯

    真摯に見つめる主人公のまなざしの描き方が素敵だったのでこの絵本を選びました。主人公が竜との出会いを通してお爺ちゃんとの竜との関係も知っていく場面が余暇他です。竜の可愛らしい表情が心に残りました。淡い感じの雰囲気が主人公の心の中を表現しているようで気に入りました。

    投稿日:2010/10/20

    参考になりました
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    1
  • じわっといいです

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    ずっと机の引き出しにいれたままだった
    おじいちゃんがくれた藁で編んだふでばこ。

    キルルキルルって小さな声に気づいてみつけた
    へんてこな生き物。

    赤い目玉で、キルルって鳴く、トカゲみたいな生き物。
    大きなあくびをした後で、小さな火を吹いたので、
    もしかして・・・龍?ってぼくは思います。

    でも、図鑑の龍は「珠をもっている」のに、キルルは持っていない。

    ふでばこをくれたおじいちゃんに、聞いてみたら。

    とかげじゃろ?

    おじいちゃんがそう言ったら、キルルが悲しそうに鳴いた。

    でも、このキルル。
    おじいちゃんとある約束をしていたために、
    ふでばこの中にいたんです。

    「50年経ったら思い出す」

    キルルとの出会い、そしてどうしてふでばこにいたのか。
    おじいちゃんは思い出して、泣きながら
    ぼくとキルルに話してくれます。

    「ぼく」が誰かにはなしているような、
    一人でつぶやいているような文体で、
    じんわりと染みるようなとってもいいお話でした。

    松成さんの「じいじのさくら山」も、ぐぐっときます。
    兄ちゃんが幼稚園生時代に読み聞かせをされたかたがいて、
    聞いていて、思わず泣きそうになりました。

    派手ではないけど、じわ〜っとします。

    ちょ〜っと疲れた大人にもいいかもしれません。

    投稿日:2010/10/19

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