表紙にも絵はなく、話の途中まで姿がわからない、泳ぎが得意なたろうめいじん。
たろうめいじんってだれだろう?
なんの生き物?大きさは??こどもたちの予想大会のはじまりです。
結果は、大人の私も予想外でした!
正体がわかったときや、泳ぎ方を教える方法に、
えええーっ!という子どもたちがとてもいい反応をしていました。
そして気になる緑の石。最後までなんの石かわからない。だからこそ魅力がありますね。
泳ぎがうまくなったら、深くもぐったら、緑の石に出会えるかも?
泳ぎに自信がなくても、泳ぎたい!という強い思いがあれば、たろうめいじんに会えるかも?!と
子どもたちの夢が膨らむお話でした。
登場人物以外の昆虫や水の流れの様子もさりげないけど丁寧に描かれているところも、
とても好感が持てました。