「びっくりさんちのみつごちゃん」 みんなの声

かわいい絵本です。我が家にも女の子がいたらきっと大好きになるのでは？と思いました。お客さんがどんどん訪ねてきて、にぎやかで楽しくて、仲良しいっぱいで、うれしくなっちゃいます。個人的にはおばけの三つ子がくれたおみやげがおもしろかったかな。きっと「もう1回！」の声がかかると思いますよ。

イラストは西巻かなさんです。
下の子が西巻さんの絵が好きなんで、図書館で借りてきました。
お留守番をしていた３歳の女の三つ子ちゃん「アー」ちゃん、「レー」ちゃん、「マー」ちゃんのところに、次から次へと三つ子の子供たちが遊びにくる話です。
インディオのような服装をしている所、サボテンの三つ子がやってくる所などをかんがえると、メキシコ辺りが舞台なのかなぁ？

　三つ子の女の子がお留守番をしていると、猫やねずみ、サボテンなどの三つ子が次々に遊びにやって来ます。
　そして仲良くなって、それからずっと一緒に遊ぶようになりました。
　扉から出る時、次は誰かなと想像するのが面白いですね。

３才のみつごちゃん、アーちゃん・レーちゃん・マーちゃんのお話です。
パパとママの留守に、「いっしょにくらしませんか？」と、次々にやってくる登場人物が、実にユニーク。
はじめはみつごのねこさんたち。次は？
ドアにうつるかげから当てようと試みるのですが・・・まず当たらないでしょう。何しろ奇想天外な人物ばかりですから・・・。そこが、わくわく楽しいです。

３才の子どもたちを留守番させて、映画を見に行って暗くなるまで帰ってこない、ビックリママとビックリパパ（２人のかっこうもビックリです！）というのは賛成できませんが・・・その辺をおいといて、なかなか楽しくてかわいい絵本です。

びっくりさんちにみつごちゃんが生まれました。ある日びっくりさん夫婦はおでかけ、みつごちゃんたちはおるすばん。ドアからトントントンと音がして・・。みつごのネコ・ネコの持ち物も３つ。みつごのおばけ、おばけの持ち物も３つといろんな３揃いのものと仲間が増えていくかわいいおはなしです。角野さんのユーモア溢れるおはなしと西巻かなさんのかわいい、表情豊かなキャラクターが女の子に人気が高く、この本を持ちながら自分の姉妹の話をしてくれたり、絵本とおんなじを教えてくれます。すんなりと心のなかに入り込める豊かな絵本です。