からたちばやしのてんとうむし」 みんなの声

からたちばやしのてんとうむし 作・絵:かこ さとし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1973年02月
ISBN:9784032061000
評価スコア 4.04
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みんなの声 総数 24
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  • てんとだいじんの行方が気になる、、

    いばってばかりのてんとだいじんとてんとう虫のみんな。みんなが可哀想ですが、最後に風で、、、、あることが起こります。

    結局どうなるの?春になったらまた出てくるんじゃないか?といろいろ気になりました。

    人に優しく。

    良い教訓と風刺を含んだ絵本です。娘も気に入っていました。

    投稿日:2012/01/29

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  • よくばりって?

    お話の始まりのほうで、「てんとだいじんは よくばり」といった文」があるのですが、子供から「よくばりって何?」ときかれました。
    「あれも欲しい・これも欲しいと、物をたくさん持って、わけっこをしないことだよ」と言ったら、「わっしょい ぶんぶんの アクマと一緒だね」と。

    ふとしたきっかけで、前に読んだ本(しかも同じ作者さん)を、思い出してくれて、うれしかったです。

    ちいさなてんとうむしが、あれやこれやの知恵をだしあって、てんとだいじんとやり取りする様子は、おもしろく、時に残酷な場面もあり、読み応えのある作品だと思います。

    投稿日:2011/06/13

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  • ちょっと雰囲気が違って・・・

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    かこさんの色々なシリーズの中では、いつもとちょっと雰囲気がちがうなぁ〜って思いながら読み終えました。

    後書をよんで、「本来は理科教材の昆虫編のひとつ」として書かれたとの事。

    なるほど、どこか淡々と昆虫社会の自然の掟のような、時に残酷な場面があるのはその理由かぁ・・・と納得しました。

    でも、「やや文学的なよそおいにかきなおした」というかこさんお話。
    てんとうむしたちが、ご祝儀や香典の金額の話をしたり、祭りの衣装を工夫していたりするところ・・・

    田舎の我が家では日常茶飯事な、ばぁばたちの会話を聞いてるようでちょっと人間くさいところが笑えます。
    そこはいつものかこさんのシリーズらしい雰囲気で良かったです。

    投稿日:2011/03/25

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  • 盛者必滅

    力が強くていじわるなお金持ちのてんとだいじん。からたちばやしのてんとうむしたちはてんとだいじんの家にお祝いに行ったりお悔やみに行ったりと気を使っています。てんとだいじんの怒りをかって、てんとうむしが、ありじごくに落ちて殺されてしまったのに、驚きました。

    いばったり、いじわるしたりしてはいけないよというお話かと思いきや、あとがきを読むと、四季の変化とてんとうむしの種類を覚えるための科学絵本であるということ。

    ちょっと衝撃的なお話でしたが、いろいろなてんとうむしが身近に感じられたことは確かです。四季の移ろいもわかりましたし。

    でも、科学絵本というより、盛者必滅を感じてしまうのは、日本人だからかな?なんて思いました。

    投稿日:2008/02/28

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  • てんとう虫になぞらえた人間模様?

    • うまそうさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    年長の息子が、園から借りてきた絵本です。休みの日に一緒に図書館に行って本を選ぶのではなく、自分一人で選んでくるというのが私にとっては「どんな本を借りてくるのかな」と楽しみなことになっています。

    私は初めて読んだのですが、息子から「おもしろいよ」と聞いていました。きっと息子はてんとう虫が好きなので、いろいろな種類のてんとう虫が出てくることと、いばりんぼうの悪者が最後には追放されるというストーリーが爽快で、「おもしろい」と言ったのだと想像しています。

    かこさんは、てんとう虫の世界を描いているようで、実際は「こんな人いるよね」という人間世界での寓話を描いているんじゃないかなと思いました。勧善懲悪、とでもいいましょうか。「弱いものイジメ」をするものは、最後には滅びるんだよ、と。四季の移ろいと共に栄者必衰の理が描かれているようで、なかなか奥が深いなぁ〜と思いました。

    投稿日:2008/07/12

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  • いろいろな てんとうむし

    • SIROさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、女の子3歳

    こどもたち いろいろな てんとうむしに
     興味を もったようです。
     てんとうむしにも つよい よわいが あるの? とか
     あの にじゅうやほしてんとう おうちの庭に よく
     いたよ!とか。
    きっと 春になって てんとうむしを みかけたら
     この おはなしを 思い出すと おもいます。

    投稿日:2008/02/12

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  • 悪いダイカンだ!

    二十八星(にじゅうはちぼし)てんとう虫という、とっても意地悪でイバリンボウな悪役が出てきます。
    この悪役の悪さが半端じゃないので、その辺はとってもわかりやすく、感情移入しやすいお話です。

    私は、てんとう虫がご祝儀を持っていったり、お香典を持っていったりする所が本当の人間の関係を描いている様で、とっても面白かったです。

    最後は、風が吹いて、悪役たちは、もういなくなってしまったのですが、できれば、もうちょっとコテンパン・・・でも良かったのですが・・・(私が一番意地悪かも)

    楽しく読むことができました。

    投稿日:2007/02/19

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  • てんとうむしと季節の変化・・・

     金持ちで欲張りな「てんとだいじん」は、とっても意地悪。だから、嫌いです。あり地獄に落としたり、ひりひりけがわのけむしの前に落としたり、そんなことは辞めて欲しいから、敢えて、良い作品とは言いません(笑)
    どんな意地悪なむしでも、季節には勝てず、冬はじっと冬眠しなくてはならないんだなと思いました。喧嘩も出来るのは、春から夏なんですね。そんなことも5才の子供と話しながら、読むこと出来ました。

    投稿日:2004/01/24

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  • 沢山のてんとうむし!

    • ぽぽろんさん
    • 20代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子3歳、男の子2歳

    これはかこさんシリーズではマイナーなのかな?
    「からたちばやしのにじゅうやほしてんとう虫は、欲ばりでいばりん坊で、てんとだいじんと呼ばれ、他のてんとう虫に恐れられています。そのてんとだいじんに子供が産まれたり、死んだり、お祭りがあったりで、なにかとてんとだいじんにお義理立てするにも、その都度怒りに触れ、ひどい目にあわされてしまいます。最後はてんとだいじんもいなくなり、平和な春が来るのを待っている・・・。」
    こんな感じの内容ですが、毛虫、蟻地獄、クモの餌食にされてしまったり結構残酷。なのに、悪者は風に飛ばされていなくなるという、ヒーロー話としてはあれれれ?
    しかし、沢山のてんとう虫がかわいらしく、アイデアを出し合っているところがケナゲでおかしかったりします。

    投稿日:2003/12/06

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  • 途中、何匹かが犠牲に

    かこさとしさんの絵本!とわくわくしながら読み始めたのですが、いばりんぼのてんとう虫が嫌なやつすぎて、また、それ以外のてんとう虫もそんなに言いなりになる必要がある?という疑問もわいてきて、、最後はいばりんぼてんとう虫がいなくなって、ハッピー!…なのかな??途中で何匹かのてんとう虫が理不尽に殺されてしまうのもなんだならモヤモヤしました。

    投稿日:2022/12/19

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