力が強くていじわるなお金持ちのてんとだいじん。からたちばやしのてんとうむしたちはてんとだいじんの家にお祝いに行ったりお悔やみに行ったりと気を使っています。てんとだいじんの怒りをかって、てんとうむしが、ありじごくに落ちて殺されてしまったのに、驚きました。
いばったり、いじわるしたりしてはいけないよというお話かと思いきや、あとがきを読むと、四季の変化とてんとうむしの種類を覚えるための科学絵本であるということ。
ちょっと衝撃的なお話でしたが、いろいろなてんとうむしが身近に感じられたことは確かです。四季の移ろいもわかりましたし。
でも、科学絵本というより、盛者必滅を感じてしまうのは、日本人だからかな?なんて思いました。