「ともだちやシリーズ」の中で、我が家では一番人気のお話です。
けんかの後のあやまり方は本当に難しい。しかも、八つ当たりで始まったけんかなんて、仕掛けたほうは心が苦しくなるばかり。でも、あやまるのって勇気がいる。のどまで出掛かった「ごめん」を言うのに、体がふるえちゃうほど。
そんな誰にでもある経験だから、共感を得るのでしょう。
このお話では、ちいさなアリさんの存在が大きかったですね。裏表紙も楽しめます。
ストレートすぎて世渡りが下手、そして照れ屋なオオカミさんがいとおしくてしかたがありません。そのオオカミさんに寄り添うように支えるキツネさんもけな気で大好き。
いつもファッショナブルなキツネさんですが、今回の衣装もインパクトがあり、印象に残っていましたが、最新刊の「ともだちおまじない」で再び登場。家族中で涙を流しながら大笑いしました。