あきの森でかくれんぼをしていると、ろっくんが迷子に。ろっくんを探しているうちにみんなが森の秋祭りに遭遇するというお話。最後には無事にろっくんもでてきて、みんなで秋の味覚を堪能します。「なんでどんぐりやきのこが動くの?」と息子にきかれて、うまく答えられなかったのですが息子はとても気にいっています。
3歳の息子は今、14ひきシリーズにはまっています。季節感や自然をネズミサイズになってリアルに感じることができます。そして、どの絵本にもでてくる家族団らんのシーンがとても温かく、湯気の香りまでしてきそうです。
文章は一行と短いのですが、その分、絵はとても繊細で美しく、ねずみの兄弟が個性的に描かれているので一匹一匹をじっくり見てそれぞれのストーリーを想像しながら読むのも楽しいです。まさに絵を楽しむ絵本の醍醐味を十分に味あわせてくれるシリーズです。
最初は息子はやんちゃなろっくんが好きでろっくんばかり探していたのですが最近はお兄ちゃんに憧れ始め今はいっくん探しに夢中です。