ヨセフの持っていた大事なコート。
でもあちこちすりきれてボロボロになってしまいます。
そこでヨセフは、コートをどんどんリフォームしていくのです。
そして最後には…?
色彩も目に鮮やかな、とてもよく考えられているしかけ絵本でした。
ヨセフがコートをジャケットに、ジャケットをチョッキに…というふうにリフォームして使い込んでいく様子を見て、昔はこんなふうにコート一枚でも大事にしていた時期があったんだろうなあと考えさせられました。
今は物があふれている時代。もちろん洋服も着られなくなったら、兄弟間でお古を着まわす程度ではないでしょうか。
リサイクルなどの手段はあっても、捨ててしまうことも多々あります。
本当はヨセフのように、もっと大事にしないといけないんだよなぁと反省させられました。
最初の方は何にリフォームされるのか予想どおりでしたが、最後はちょっと意外なものに変身しますよ。
ぜひ絵本を読んで、確かめてみてくださいね