虫が相変わらず苦手な息子。
でも、お友達の影響で、少しずつ興味が出てきたらしい。
そこで、一気に虫好きになってもらおう、とこの絵本を読みました。
正直に言わせてください。
実に、読みにくいのです。
いえいえ、文章がまずいとか、そういうことではありません。
虫がごっそり出てくるのですが、虫にまっったく興味のない私には、どれがどれなんだか。
でも、もちろん、そんなことを息子が許してくれるはずがありません。
「オトシブミどれ?」「カミキリムシはどこにいるの?」「アシナガバチとスズメバチとトックリバチ、どれがどれなの?」
知らんがな〜!!そんなこと!!
虫嫌いゆえに、図鑑など、うちには存在しません。
で、パソコンで検索しながら、絵本を読み聞かせました。
本当に虫が大勢出てくるので、息子はなっとくするまでページをめくらせてくれません。
そんなに長い本でもないのに、全部読みきるまで、やたら時間がかかりました。
しかし。
終わってほっとする母に、
「もーいっかい。もーいっかいね♪」と嬉々としていう息子…
五回連続で読まされましたとも!
六回目もコールされましたが、ご飯を理由に、お断り申し上げました。
しかし、結構虫、平気になったかな?と思ったのもつかの間。
ご飯の最中、テーブルの上にいる羽虫にむかって、
「おっおっおかあさん、虫!虫!虫いるよ〜!」っておびえる息子の姿がそこに…。
ちょっと腹がたったので、
「何が怖いのさ!」と親指でひねりつぶしてしまいました。
母だって、虫嫌いなのにさ、もう!
とにかく、虫に興味が出てきたお子様に、そうでないお子様にもぜひ、おすすめです。