五味太郎さんのイラストのかわいらしい感じが好きです。
かぶさんの形と似たような形の仲間がどんどん加わって、みんなで空を飛んで行きます。
かぶ、てるてるぼうず、たこ、かみなりくん、うちゅうじんさん。
みんなあのまるっこい頭とヒラヒラスカートや手足をもつ形の仲間で、見た目がなんだかとってもかわいらしいです。
みんなでとんでいったあと、「そこからさきはしらないよ」となり、「えええ???」と思ったのですが、
「どこかのはたけにおちたかな?」「晩の料理になったかな?」と、なっていて、
どんどん自分たちで、「それともこうなったかな?それともああなったかな?」と、話を膨らませて楽しめました。
この、最後の自分たちなりの「みんなのその後」を想像して話を膨らませることをするかどうかで、この本の価値はとても変わると思います。是非、親子で色々想像して付け加えて呼んで欲しい一冊です。