絵本ナビのお正月に読みたい本の特集で見つけました。レビューを読んでも楽しそうだったので予約しました。
題名から想像するに、古い歌ですが、「およげ!たいやきくん」みたいなものかなと思いました。いやで逃げ出すところは似ていますね。
息子は読んだ後「これ、おもしろいよね」と。おもしろ系のお話が大好きな息子にとっては、ツボにはまったお話だったみたい。
私がおもしろいと思ったのは、逃げたしたかざりもちがお腹が空いて、自分自身を食べること。それって共食い?大丈夫なの?と思ったら、なぜか固くなる。それは水分が抜けてしまったから?
発想もさることながら、絵がとてもユニーク。幸せいっぱいにおもちを頬張るかがみもちの姿、想像できますか?もちの表情がとても豊かでおもしろいです。
作者のかがくいひろしの略歴を見たら、50歳でデビューとあり、別の意味で私も頑張ろうと思いました。