運転士のママと看護師のパパ。
保育所に通う僕と弟。
それぞれの行動が絵と文で両方描かれてあり
説明臭く感じてしまいました。
絵だけでなく吹き出しの中にもセリフがあって
全部読もうとするとかなり長くなります。
余白が無いと言うか、あれこれ全てセリフに書きすぎて
考える、感じる余裕がありません。
約束していたのに仕事で出来なくなったパパの様子も
描かれてあり、ママの仕事の様子もあって、
親が仕事だと言っても本当に仕事してるんだよって
大人が説明しているような本だなと思いました。
家族でおめでとう、とするから意味があるのに
親は仕事だから保育所の先生とみんなで、おめでとう、
出来たから、それでいいやって感じがして、
何とも好きになれないお話でした。
子どもの心をごまかしているような気がします。
出来ないなら出来なかった、で親が謝って
また別のお祝いの仕方を子どもと考える、という方が良かったかな。
ハッピーエンドすぎるし、子どもも理解良すぎて、
そんなことあるはずないな、って、感じました。