おなかのかわ」 みんなの声

おなかのかわ 作:瀬田 貞二
絵:村山 知義
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2017年01月15日
ISBN:9784834005172
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • ラストは?とワクワクして読みました

     読んでいる途中で、デンマークの民話の「ふとっちょねこ」〔ジャック・ケントによる再話:朔北社〕と似たお話だと思いました。

     こちらは、けちで貪欲なねこが食事に招待してくれたオウムの大歓待でも満足せず、オウムをぺろりと丸呑みしてしまうところから、延々ぺろりごくんが続きます。
     食べたものが増えていく文章は、まさに積み上げ歌です。

     読みながら、ラストは?とワクワクして読みました。
     ねこのおなかの中の様子のページが愉快です。
     ○○(読んでのお楽しみ)の活躍で、めでたしめでたしになったのには、なるほどと思いました。
     それにしても、最後までオウムは“足るを知る”慎ましい品のある存在でした。

    投稿日:2010/10/07

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  • 夜通しかかったんだ

    ねこさんのドケチに呆れてしまいました。

    手厚くご馳走してくれたおうむさんまで飲み込み、調子にのって次ぎ

    から次ぎへと大勢を飲み込んでいくねこに呆れてしまいました。

    最後の蟹さんの登場で助かりました。

    ねこさんのお腹の皮は伸びすぎて、縫うのに夜通しかかったなんて

    当然と言えば当然だと思いました。

    予断ですが、腹は八文目を目標にしたいと思ってしまいました。

    投稿日:2010/07/04

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  • 展開もオチもおもしろい

    「ミムラの絵本日和」の中で、絶版で紹介できなくて残念というコメントで写真のみ掲載されていた本です。

    図書館で「こどものとも」の復刻版を見つけて読みました。

    その本は鈴木三重吉さん文でした。その後、こちらの瀬田さん文を見つけてびっくりしました。

    鈴木さん文では縦書き、瀬田さん文は横書きでした。絵は同じ方なのですが、挿絵が所々違うのです。

    個人的に、瀬田さんの文が読みやすくて気に入っています。

    お話は、日本でいう「だんだんのみ」や昔話の「ランパンパン」などを彷彿とさせます。息子の疑問は、ねこがいろいろと食べるので「お腹がちくちくしないか?」ということでした。

    欲張りなねこと、控え目なおうむの対比がおもしろく感じました。

    展開もさることながらオチもとてもおもしろかったです。絵もとてもマッチしていると思いました。

    とても気に入ったので、その後、古本屋さんで見つけた時には思わず購入してしまいした。

    投稿日:2009/03/11

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  • すごいネコ!

    どんな話かと思って読んだらなんて怖い話!
    でもちょっと不思議な内容でした。
    次々に色々な物や人達を食べるネコなんて・・・!!!

    子供達は
    「こんなに食べてるのにおなかがそんなに
    大きくないよね」
    「次々とみんな食べるなんて怖いネコだね」
    などと言いながら真剣に聞いてました。
    最後は「おおかみと七匹のこやぎ」のおおかみのように
    死んでしまうのかと思いきやそうではなく
    私的には何を言いたいのか良くわからない内容でした。

    ちょっと聞いた事のあるような感じのお話で
    外国の童話っぽいなと思う内容です。
    読んでみて子供達の反応を見るのは面白いかもしれませんね。

    投稿日:2008/06/23

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  • お腹から出てくる場面で大笑い

    欲張りな猫がこれでもか!と言うほどいろんな人を、動物たちを食べちゃうお話。

    どんどん食べて膨れていくお腹。
    まだまだ食べるの!?という驚き。
    猫のおなかの中の様子。

    そして、お腹からぞろぞろ出てくる人や動物たちに息子は大笑い。
    特におばあさんが猫に小言を言いながら出てくるのがとても面白いようでした。

    投稿日:2008/05/13

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  • なんてひどいお話!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ねことおうむが相談をして、交代でごちそうに呼ぼうということになりました。最初に呼んだのはねこ、でもとてもけちんぼで、大したご馳走ではありませんでした。次に呼んだおうむは、ねこにすごいご馳走をして、そのうえ自分の分まであげたのに、ねこには足りないと言われ、それなら・・・
    と、大変なものを食べてもらいました。
    調子に乗ったねこさんは次から次に、どんどん食べていきました。
    読みながら少しずつ気持ちが落ち込んでいくようでした。何もそこまでしなくてもと思いながら、ついつい結果が気になって、読んでしまって、あれっ、そんなことになったのという、意外な結末でした。

    投稿日:2008/04/02

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  • 第一印象がもうこわい!らしい。

    • まあささん
    • 40代
    • せんせい
    • 神奈川県
    • 女の子14歳

    1975年刊の本、とわかればなるほど・・という絵ですが、
    こどもたちはその独特の雰囲気に最初からドキドキして見つめます。
    なのでかる〜く読み始めることにしています。
    だって心やさしいオウムがペロリとのみこまれてしまうのですもの!!
    オウムだけでなくつぎつぎにペロリペロリ・・・
    こどもたちが「ありえないよ〜」とつぶやき始めたら心の中で(しめしめ)
    最後にみ〜んな助かって、ねこが自分のおなかを縫ってるところを想像して・・・みんなほお〜っとできました。

    投稿日:2007/05/09

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  • お話会にいいですよ。

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    お話会で、他の方が読んでくださいました。
    自分一人で読んだときも、なかなか面白いと思ったのですが、お話会でも、子供たちが、次の展開を興味津々見いっていたので、お話会向きの本だなと思いました。
    私は、後ろの方から見ていたのですが、はっきりした絵で、とても遠目がききました。
    自分よりも、大きなものを次々に飲んでいく欲張りな猫が、どうやって痛い目にあうのか、期待感が高まりながらお話を聞くことができます。
    最後まで、めげていない猫が、なかなか笑えると同時に、なんだか憎みきれなくなってしまいました。

    投稿日:2007/03/04

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  • すごいおなか。

     兄が3歳ぐらいの時に、とってもとっても気に入っていた絵本です。何度も繰り返し読んでいました。親としては、この猫の胃袋すごすぎる!と、へんな所に感心してしまいました。

     よくばりな猫が、友だちのオウムもおばさんも馬もそして、象や兵隊まで会うものをすべて飲み込んでしまうすごいストーリーです。最後は、カニにおなかの中からはさみで切られて皆が無事に助かります。おなかを切られた猫も、全く反省せず自分で針と糸で縫い合わせるところが、かえってこの絵本を魅力的にしているんじゃないかと思います。

    投稿日:2007/01/29

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  • なんでものんじゃうぞ〜

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    ねこがなんでもかんでも、ぺろりごくんと飲み込みながら進んでいくところが、何とも楽しい。小学2年生に読み聞かせをしたときに、とてもウケた本の中の一冊。「そんなの飲めるわけないじゃん」とか「すご〜い」とかの声があちこちから飛んできました。絵も大きく、遠目もきくので、読み聞かせにも良いと思います。

    投稿日:2006/10/02

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