鉄棒から落っこちて頭を打ってしまった男の子が、病院でレントゲンを撮ります。
「いじょうは なかったんだけど
ぼくの ほねって がいこつだったんだ。」
そこから始まる、骨のふしぎ、骨のひみつ の説明。
説明と言っても、全てが男の子とお母さんの会話になっているので、
とても読みやすく、かつ深く理解することが出来ます。
スズキコージさんの絵がとても楽しく、
それが文章とピッタリ合わさって どことなくミュージカルのような雰囲気です。
大人でもあまり考えたことのない 骨のこと。
自分の身体の仕組みを 子どもの頃から学ぶのって、大切なことですよね。
この絵本なら、先入観なく、楽しく勉強できると思います。