「クリスマスのよるに」 みんなの声

クリスマスイブのふしぎな出来事の絵本です。
お母さんが働いているために、ひとりぼっちで過ごしている男の子と
やさしいサンタクロースとトナカイがプレゼントを届けに行きます。
表紙のスノーボールがとても美しく、雪が降りしきる街の描写も美しい。
男の子はパジャマのまま、サンタさんのお手伝いをするのですが、
寒さは伝わりません。カバーにあるように、この男のはとびっきり
すてきなクリスマスイブを過ごしたんだ！と思いました。

今年のクリスマスのプレゼント絵本におすすめです。

クリスマスの夜には、いろんな不思議なことが起こりそう。
ひとりぼっちでお留守番している男の子には、スノードームから飛び出したサンタクロースが、素敵な夢を見させてくれました。
枝がとても美しいので、クリスマスプレゼントに喜ばれそうですね。

ストーリーが進む間、主人公の男の子とまったく同じ表情で
絵本を見つめている息子。
気持ちが同調しているんだな、絵本っていいな、と思う瞬間です。

個人的には、最後にサンタはスノードームに戻っていてほしかった。
おかあさんが、サンタがいなくなったことに気づかないわけがないから。