「いちくん にいくん さんちゃん＜復刊傑作幼児絵本シリーズ 1＞」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

表紙の三匹の猫の顔がとっても食いしん坊！！
今にも魚を食べだしそうだなと、心引かれてこの本を手に取りました。

並んでつりに出かける三人を見て、仲良し三兄弟かな？と想像して読み聞かせしました。
さんちゃんが海の中に引っ張り込まれるところで、一緒にがんばれと応援しました。

ただ、三匹が釣った物にどんな意味があるのかまでは正直なところわかりませんでした。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

大きな盛り上がりがあったり、ドキドキハラハラしたりするお話ではありませんが、
中川さんのリズミカルな文章と、山脇さんの温かで優しい絵が、
何とも心地良い絵本でした。
３匹が自分達のテーマソングを歌いながら歩く姿は、ぐりとぐらにそっくりです＾＾
上の娘は、船の形をした家に釘付けで、
煙突や庇？や梯子に興味津々で「これは何？これは？」の連続でした。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

ぐりぐらのお二人の作った絵本なのでとても懐かしい感じ。猫の3兄弟、いち、にい、さんで釣りに行きますが、下の子になるほど大物がつれます。さんちゃんのキンメダイ、、、運ぶ絵を見ると小さい子がものすごい大きな魚を担いでいて違和感があります、、、。でも、全体としてはほのぼのしていてなかなか良いですよ。ただ、オチがあるともっと良かったです。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

図書館で私が何気なく選んだ絵本でした。
ところが娘はとても気に入ったみたい。
「いちくんはこんぶ、にいくんはちいさなちいさなたこ、
　さんちゃんはおおきなきんめだい！」と何度も教えてくれます。
このおおきなきんめだいのページ、まるでぐりとぐらのカステラの焼けたページのような
「うわぁ！」と思わせるインパクトがあります。
この３匹の名前もとても覚えやすくて、２・３歳くらいのお子さんには
とても気に入ってもらえる絵本ではないかと思います。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

絵・内容、わかりやすくてよかったです。
兄弟、力をあわせて吊り上げた大きなキンメダイ！
息子が｢大きな魚！」と喜んで見ていました。
みんながいろんな物がつれていたので息子は楽しそうに見ていました。
素朴な感じの絵本、私も気に入りました。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】

復刊絵本ということで、なんと『ぐりとぐら』とほぼ同時期ということで、
ぐりとぐらテイストの感じられるおはなしでした。
主人公は、ねこの兄弟、いちくん、にいくん、さんちゃん。
洗練された服や仕事ぶりもいいですね。
おはなしは、この３兄弟が釣りに行く場面なのですが、
拍子抜けするほどシンプルな展開。
でもなぜか味わい深いのはさすがですね。
そして、前半に出てくる歌も、読み終わってから再読すると、
なるほど！
復刊してくださって、感謝です。
【事務局注：このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】