「ちょうどいいよ」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

「おおきいから」って言われたり、「ちいさいから」って言われたり、ゆいちゃんは訳が分かりませんが、それが成長過程なのですね。まだまだ上があるけれど、気が付いたらちょっとずつ大きくなってきた自分。
だんだん大きくなっていくことっていいですね。
だんだん、小さくなっていくじいじより。

竹下文子さん、鈴木まもるさんコンビの絵本にハマっていて
図書館から借りてきました。

３歳の娘と読みましたが、
今がまさにこの絵本の女の子と同じ時期の娘。

いつも、
「もうおねえちゃんになったのになんでできないの？」
と言われたり、
かと思えば、
「リヤはまだ小さいから無理だよ。」
と言われたり・・・。

「おねーちゃんなのか、まだ小さいのか、はっきりせえよ！！！」

と、多分思ってるだろうな・・・。
という今日このごろに、
とってもぴったりな一冊に出会え、嬉しく思いました。

そしてそんな微妙な時期を「ちょうどいい大きさ」という言葉に
置き換えた作者の竹下さんの魔法に、
とても暖かいものを感じます。

できるだけ、「まだ小さいんだから。」は、言わないようにしよう。
できるだけ背伸びして「おねえちゃん」でいたい娘には、
「おねえちゃんになったね。」か、
「ちょうどいいね。」で、声かけするようにしよう。

そう、思わされた一冊でした。

この絵本は、小さな女の子の、とっても不思議な気持ちを
よく表現していて、読むと、なんだかあったかな気持ちになります。
鈴木まもるさんの絵も、とても素敵で、やわらかな印象で描かれ
ています。
小さな子ならだれでも思うような気持ちを描いてくれているので、
娘にも、そして私にもとても響きました。
かわいらしい絵本なので、ぜひぜひ読んでみてください♪

読んでいて、「うちの子と一緒だ！」と嬉しくなりました。
同い年のお友達と比べると、かなり小さい我が子です。
私がいつも「小さいねー」と言っていますが、抱っこをせがまれると、さすがに「重い重い、大きくなったねー」と言っています。
すると、「まだ小さいもん！」と。
どこの家庭でも、同じようなやり取りをしているのかな、と思いました。

竹下文子さんと鈴木まもるさんの絵本なので、この絵本を選びました。ぱっと見て、表紙がとっても可愛い。

ゆいちゃんの「大きいでしょ」「小さいでしょ」と言われる日常が描かれています。我が家ももうすぐ５歳の長女と３歳になった次女がいますが、私も言ってるようなことが多くてハッとしました。「大きいから妹には優しくね」と言ったり、「小さいからお料理はまだ無理じゃない？」など。

もし今度何か言われたら私も「ちょうどいい大きさなんだよ」って答えようかな。

こちらの全ページ試し読みで読ませていただきました。

読んでいる時、娘も
ゆいちゃんが「大きい」のか「小さい」のかを
考えて聞いていました。
自分に照らし合わせながら共感していたようです。

最後の「ちょうどいいよ」で、親子共に納得。

最近、自分で出来ることがいろいろ増え、
口が達者になった娘。
その分、こちらからの要求も増えてしまいがち。
でもまだ３歳。多くを望みすぎていたかな。
出来なくても、出来ても今の娘がちょうどいい。

とっても大切なことを「私」に気付かせてくれました！！

3歳6ヶ月の息子に読んでやりました。まだこの本の言わんとするところを理解してくれたかどうかは怪しいですが、見る視点によっては大きくなったり小さくなったりと変わってしまうこと、そしてそのどちらでもない「ちょうどいい」ということはわかってくれたような気がします。

たしかに、毎日子育てをしていると、まだまだ赤ちゃんだなーと思うこともあれば、本当に大きくなったねーと思うこともあり、親の感覚なんて半分いい加減かも。でも、本人にとってみれば、赤ちゃんにされたりお兄ちゃんにされたりとそのいい加減さにあきれているのかもしれないと思いました。でも、そんななか、「ちょうどいい」のかもしれないと思ってくれる、思える心のゆとりみたいなのがあるともう少し落ち着いて毎日が生活できるかもしれないと思いました。今しかない、ちょうどよさ。大きくもなく、小さくもなく、今だけのこの瞬間。そんな瞬間をもっともっと大事にしたいなーと素直に思えた本でしたよ。

都合のいい時に「まだ小さいから」「もう大きくなったもん」の
どちらも使い分けるうちの娘みたいです。

本人も共感がわくらしく、読んでとよく持ってきます。

ちょうしがいいなあ、と苦笑したり注意したりして
いますがこの本を読んで「みんなこんな感じなのね。
そりゃそうだ＾＾」と笑っちゃいました。

がんばれ3歳！合わせてあげるわよ〜＾o＾