5歳になるいとこ(女の子)に読んであげました。
保育園でいちばん活発!ケガもケンカもいちばん多いです!と言われている我がいとこ。
おまけに口も達者で、大人の言うことをあまり聞かないため、先生たちを困らせている姿が目に浮かびます…。
大人の説教もおばけもかみなりも鬼もどろぼうも警察も、何一つ怖がらない彼女に、ふと、この絵本を読んでやりました。
すると、予想を遥かにこえた反応が!
なぜか、絶対にボタンを押そうとしないのです!
「だって、さいしょに“押さないで”って言ってたじゃん…押しちゃだめだよぉ…」
と言いつつも、その目は「押したい…」「押していいかな…」と葛藤が見えました(笑)
じゃあ私が押してやろうかと言うと、それはだめだと反対する。
じゃあ○○ちゃんが押してよと言うと、どうしようどうしようと躊躇する。
そのやりとりだけで、もう最高に楽しめたのですが、、、
しばらく悩んで、そおっと、ボタンを押した彼女。
そこからはもうやめられない!とまらない!
私がとなりで「こんなに押しちゃっていいの〜??」とツッコミを入れても
「おお〜〜!おおお〜〜〜〜!」と展開に夢中で、次々とページをめくっていました。
あんなに悩んで、考えて、躊躇して、勇気を出して、、、
そんないとこの一面、初めて見ました。
いつもとは違う子どもの一面が見られるこの絵本、
自信を持っておすすめします♪