図書館で長男が選びました。
電車や虫の本、鮮やかだったり子どもの好きそうな本を手に取ることの多い長男には珍しいチョイスです。
ワンダ・ガアグといえば、古典の名作というイメージですが
この本は最近復刊されたんですね。
ボボじいさんは、ある時突然現れた、恐竜のようなきりんのような「どうつぶ」に
「人形を食べるのだ」と聞いて、「それでは小さい子が泣いてしまう」と、
なんとか人形以外のものを食べさせるように考えます。
それが「ジャム・ジル」
でも中身は、いつも他の動物達にあげているものを混ぜあわせただけのものです。
最初は、「ジャム・ジルを食べると、しっぽが長くきれいになる」と嘘をついて騙したはずだったのですが
いつの間にか、それが本当になり、どうつぶは山のてっぺんに住み着いて
人形を食べることはなくなります。
どうつぶはなぜ人形を食べていたのか?
なぜ、ジャム・ジルを食べると本当にしっぽが長くなったのか?
謎は多く残りますが、それを一緒に考えるのも、絵本の良さかな?
「どうぶつ」ではなくて「どうつぶ」
読み聞かせている最中に、いつの間にか「どうぶつ」と読んでしまっているみたいで
「違うで、どうつぶやで!」と訂正されることも多々・・・