私の幼い頃は、節分の日に窓と玄関を開けると、ご近所の「福は内〜、鬼は外〜。」の声が聞こえて来たものです。
5歳の頃、なんか意味も解らないで、鬼役の母(夫は戸主ですから)に豆をぶつけていましたので、この絵本を読みながら節分のお話をしました。
お兄ちゃんの作った手作りの鬼のお面が上手です。
弟とお面の取り合いになるのかと思いきや、こういう兄弟げんかもあるんでしょうね。
旧暦でいうところの大晦日に翌年の無病息災を願う行事であること。
年の数だけお豆を食べるとか。
鬼にぶつけた豆から芽が出てはまずいという験担ぎから、豆を煎る話しも出てきます。
「なぜ、鬼に豆なの?」と聞かれて、魔目・魔滅・豆って説明したら、「しゃれ?」って言われましたっけ(笑)。
遡れば、平安時代までいえいえ中国からという行事ですが、きちんと伝えたくて選んだ一冊です。