「おともだち たべちゃった」 ８歳のお子さんに読んだ みんなの声

ちょっとドッキリする内容です。
どうしてお友だちを食べちゃうの？
寂しがりやのくせに、お友だちの代わりを探しまわるかいぶつです。
どこに行っても、お友だちはできません。
衝撃的な結末には息を呑んでしまいました。
お友だちは大切にしたいですね。
シュールな展開ですが、お友だちのことを再認識するきっかけにはなりそうです。

ものすごーくシンプルな挿絵とストーリーの絵本なのに、
最後にガツンときました。

お腹がすいたときに食べてしまうのは、
お友達といえるのだろうかと思いつつ、
そういうこともあるかもしれないと妙に納得してしまいました。
短絡的な発想で友達を傷つけて、
取り返しのつかないことになりやしなかったか。
大人は大人で、いろいろ考えてしまいました。

ちなみに小3の息子は、ラストに驚きつつも、
「自分もお友達を食べちゃったんだからそうなるよね」と
こちらも妙に納得していました。
まさに因果応報です。
で、もう一回読み直していました。
再確認、というのか、どうやらもう1回、読みたくなる本のようです。

どういうことか？と思い借りてみました。

モンスターかな？お友達を食べてしまって、新しいお友達を探しに行くのですが、みんなに断られてしまいます。そして最後にやっと出会えたお友達。その後が・・・。

８歳次女は笑っていましたが、よく考えずに読むのがいいのかな？

英語の言葉も載っていて、お勉強にもなりますよー。

おともだちたべかちゃった・・・・本当にタイトルの通りの内容の絵本なのですが、お友達って一体。。。。と色々と考えさせられる絵本でした。また、自分のすること、したことなどに対してもよく考えて行動しないといけないなと再確認をさせられた絵本でもあります。

大人が読むときっとすごく複雑な心境になってしまうかも知れないのですが、子供が読むと変なモンスターがお友達を食べちゃってお友達を探し続けて。。。という普通の絵本に写っているようで、またそのギャップも不思議でした。

モンスターが印象的で1度読むと忘れられない絵本になってしまったのですが、子供が怖がったりする絵本ではなかったのでその点は良かったです。

大人が読むとまた子供とは違った感じ方でこの絵本の内容をとらえるかもしれません。子供はそれほど何も考えずに楽しく読めるみたいなので、子供にとってはとても楽しい絵本みたいです。

最後のオチは「あ〜あ・・・」という感じで終わってしまうのですが、この展開が大人には色々と考えさせられてしまうところでした。

何も考えずに読み進めれば楽しく読める絵本だと思うし、ちょっと考えてしまうと複雑な気持ちになってしまう絵本だと思いました。