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2ひきのいけないアリ」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

2ひきのいけないアリ 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年
ISBN:9784751522714
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,172
みんなの声 総数 27
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  •  最初手にした時、タイトルの“いけない”に?でした。
     原題の“TWO BAD ANTS”で納得。

     オールズバーグさんの画力の奥深さを改めて認識する作品でした。
     他の作品とは画風が異なりますが、お話の迫力を最大限に表していると思います。

     小さなアリの世界のお話です。
     一匹の探しアリが巣穴に持ち帰った“クリスタル”の美味さに女王アリが喜び、さっそくみんなでそのクリスタルを求め、探しアリを先頭に長い旅に出ます。
     “クリスタル”とは?と疑問を抱きながら読み進め、森の先の人家の壁をよじ登り始め、お話が見えてきました。
     小さなアリの目線から見上げる人家の窓も、なるほどアリにはこう見えるに違いないと思わせられます。
     そして、いつの間にか読みながら私もアリのサイズになっていました。

     やっとたどり着いたお宝の“クリスタル”の海の中から、一つずつ抱え帰路につくアリ アリ アリ!
     しかし、“クリスタル”を口にし、至福の味を知ってしまった2匹のアリは、巣穴へ帰ることをせず・・・。
     
     この後の、人間社会にもぐりこんだがために2匹のアリの遭遇する災難の数々に、何度もうダメだ〜!という気持ちにさせられたことか。
     彼らのこの必死な時間は、次の運び屋の仲間がやって来るまでの長い時間であったことが、読んでいて解りました。

     コーヒーを啜る人間の口のアップ、カップの中で洞窟(口)に吸い込まれないよう喘ぐ2匹にやはり手に汗握ります。
     文章が、あくまでもアリの観察眼による表現なので、読み手としてはそれもまた楽しい。
     村上春樹さんの訳が、この作品でも素敵でした。

    投稿日:2010/11/18

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  • 2ひきのアリの冒険

    アリは、女王アリに従って働くのが仕事。だからってたまにははみ出したっていいよね。
    私には、この2ひきのアリがいけないアリのようには思えないのですが、砂糖つぼの中に残ったアリはとんでもない冒険に巻き込まれます。
    紅茶?に入れられ、飲み込まれそうになり、トースターに入れられ、生ごみの粉砕機?に入れられ、コンセントで感電しそうになり…。
    助かって良かったね。

    この2ひきのアリは、この冒険を通してしてはいけないことを学びました。
    アリの目から見た家の中が面白く描かれています。
    今まで見たオールズバーグの絵に比べ、すっきりと描かれているのと、線に特徴があって新鮮でした。

    投稿日:2010/04/21

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