あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)
SNSで話題となり発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。
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からだの弱い人までも招集される、太平洋戦争終末期の悲惨さ。 誰もが悲壮感を感じながら、思想統制で作られた使命感で自分を納得させようとしていた時代。 こんなに悲しいお話が、絵本で見事に表現されています。 読みながら、胸の中にこみ上げてくるものがありました。 戦争の中で、家族が死んでいく。最後にちいちゃんも死んでいく。 救いようのない話なのに、とてもソフトに描かれているのが、この本のやさしさであり、奥深さでもあると思います。 息子は「悲しい話だね」と一言。 あまんきみこの抑えた語りが素晴らしく、上野紀子の絵が幻想的で素晴らしく、両者の調和がさらに素晴らしいです。 自分の心も空の上に放り上げられたような気がしました。 余計な解説はせずとも、息子の心に響いてくれたと思います。
投稿日:2009/04/24
「きょう、かげおくりをして遊んだよ。」 学校から帰ってくるなり、楽しそうにはなしてくれました。 「今日の空、青かったから、きれいにかげぼうしが写ったよ。」 9月の秋の気配が感じてきたころのことでした。 『かげおくり』とは、かげぼうしを10数える間、じっと見つめ、 数え終えたらすぐ空を見上げると、かげぼうしが、そっくり空に移るという遊びです。 私は、そんな遊びを知りませんでしたが、 ちいちゃんのおとうさんが教えてくれました。 ものがたりは、ちいちゃんの一家が戦争にまきこまれ、 「かげおくり」をしながら、空にいってしまった女の子のはなしです。 空襲で、家族を失ってしまったちいちゃん。 ひとりぼっちで、空腹に耐え、生きようとした、ちいさな女の子。 涙がとまりませんでした。 悲しいはなしです。 自分から、すすんで子どもに読み聞かせできませんでしたが、 小学3年生の教科書に掲載されていて、よく、音読していました。 自分からは難しかったけど、学校で、少しでもこのおはなしに ふれることができて良かったと思います。 夏休み、改めて絵本を読んだ娘。 今日のことがきっかけで、娘の中にも、戦争がどんなものかを少しでも 感じてくれて、 心の引き出しにこの絵本が置かれていたらいいなと思いました。
投稿日:2012/09/21
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