1巻より、リズムに乗っていて面白かったです。
夜叉丸おじさんはますます羽目をはずして、シノダ家に迷惑掛けまくっているのに、そんなのお構いなしに「自分第一」だし。
ここまで、自分本位な人、ホントにキャラが立っていて、見ている分には面白いです。台風の目ですね。
夜叉丸おじさんのバカげた行動が大きな原因となって、ユイ、タクミ、モエのきょうだいたちは、今回も巻き込まれ、今度は開かずのタンスから異世界に飛ばされてしまいます。
そこには人を石にしてしまう大蛇がいたり、霧の中から出られない男の人がいたり…。
「タンスから兄弟がい世界に飛ばされる」って、これ今気がつきましたが「ナルニア国物語」と似てますね。
でも、行った先の出来事とか、出てくるキャラクターが全く違うので、今まで気づきませんでした。
この巻ではモエが可愛いです。秘めたるキツネの力を発揮するモエ。物語のキーマンです。
「チビ竜」の巻の感想にも書きましたが、読みだしたら止まらない!
とても面白いシノダ家の事件に、みなさんも巻き込まれてみてください。