どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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王様は大砲を一つ持っていましたが お気に入りなので打ちたくて仕方なかったんですが、 戦争がなかったので打つことができません。 チャンスを待っていた最中 川で勝手に魚を取ってるきつねがいると けらいが言ってきたのです。 ピンクの魚は王様の大好物なのです。 生意気なきつねを追っ払うために 大砲でドカンと一発打ち上げました。 魚を取るのをやめてきてねは逃げていきました。 このお話はこうやってちょっとしたことで 王様が大砲を打つお話なのかー・・・と思いました。 が、違いました。 そこからきつねと王様の戦いが始まりました。 ある意味戦争かもしれません。 それくらいずーっと一つの川を挟んで 王様ときつねの戦いが蹴り広げられます。 きつねと王様の表情が とても豊かで面白かったです。
投稿日:2022/11/21
王様とキツネの張り合いです。 どんどんエスカレートしていく大砲の大きさ。 大きさでかなわないと多さで、多さでかなわないと見た目の派手さで、派手さでかなわないと形の面白さで、形の面白さでかなわないと軽さで…。 意地の張り合いと化かしあいが続いていって、キツネの大砲は葉っぱに魔法をかけたにせものだとわかりました。 ばかばかしい話で子どもの笑いを取れますが、よく考えると子どもの社会にこんなことよくありますね。 意味のない張り合いで、だんだん訳がわからなくなってしまう。 子どもの社会では、くたびれもうけで話が終わるのですが、大人の社会ではそれでは終わらないのです。 王様が作った訳のわからない大砲は残ってしまうのです。(これって経済の話だぞ) 最後のオチが型破りで笑えるのですが、私は落ちの前のページで謎かけをしたいと思いました。(「だいしょう さまざま へんてこりんな たいほう、王様悩んじゃったけど、どうしたと思う?」) 発想の転換ですね。 現実離れしている分だけホッとしました。
投稿日:2010/01/21
学童保育所の読み聞かせの時に読みました。 学校の読み聞かせ実例で評価が高かったので捜して・・捜して・・読んだら大正解!!苦労したかいがありました。 立派な大砲を持っていて使いたくてたまらない王様。 ある日きつねが川の魚を捕っているのをみて大砲を打ちました。 満足したのもつかの間・・きつねが大きな大砲をもってくるではありませんか・・・・ そこからは大きさ比べの意地比べです。 子どもたちは『凄い!』と口をポカーンとあけてしまいました。 だんだんエスカレートしていく姿は人間の欲望そのものですね。 どんなに工夫を凝らしてもきつねには叶わない王様・・・ この対決に結末はくるのでしょうか??? こんな風に自分のおろかさに気づく大人ばかりだと争いはおこらないように思います。 こどもたちも「おろかな競い合い」があることも気づいてくれるのきっかけになってくれそうな絵本でした。 小さい子でも楽しめますが、テーマ的にと考えると高学年にお勧めの1冊です。 (事務局注:このレビューは、「もっとおおきな たいほうを」こどものとも年中向き 2003年11月号(福音館書店)に寄せられたものです。)
投稿日:2008/04/06
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