まだ早いと思いながら、でも最近長編もきいていられるのでつい読んで聞かせようと買って成功した絵本です。
おばあちゃんが生まれてくる赤ちゃんの(あき)のために縫ってくれたこんという人形。その人形があきの成長とともにふるくなり、2人でおばあちゃんのうちまでちいさな冒険旅行にでるおはなしです。
全く教訓めいていないのに、子供に自然に自立心が芽生える絵本です。いかにも教訓ぽいのはこどもも読みたがりませんが、この絵本はまだ早いかなと思ったのに、何度も聞きたがります。
きつねを見る度に「あきはどこ?」ときいてきます。
きっとこのような絵本が大人になっても心に残っている絵本となるのでしょうね。