偏食のお子さんに…と薦められて、この絵本を以前に読んでみたことがあったんですが、
その頃の息子には、お話の面白みが分からなかったよう。
でも、そろそろどうかしら、と
相変わらず偏食大王の息子に、もう一度読んで聞かせました。
さすがに、今度はお話の筋も分かったよう。
絵本に入り込んで聞いているようで、これはいいかも、と思いました。
うちの子供も、ローラのように食わず嫌いなので、ちょっとは身につまされるところもあったのではないでしょうか。
またこの絵本は、絵そのものと、絵の配置が面白い。
まるで、工芸作品のようです。
でも…
読み終えて、息子に聞いてみたところ、
やっぱり、「まんげつぶちゅっと」は食べたくないそうです。
名前変えても、だめなんだそうです。
いいもん、トマトもピーマンも、たまねぎも、今日の晩御飯に出すもん…。
「もうお腹いっぱい」も「残していい?」も聞かないもん。
毎度おなじみの、「野菜食べなきゃ、大きくなれないよ」砲しか、攻撃の手段はないけど、いいんだもん…。