夜中におもちゃたちが動き出す、というのは聞いたことがありますが、
本の中から挿絵たちが飛び出してきたら…。
しかも、ぎっしりと登場人物が描かれていた挿絵だったら…。
そう、その、大変なことが起こってしまったわけです。
動物図鑑や、昔話の登場人物が、迷子になってしまうというのです。
隣人の証言により、ぎっしり描かれた絵の中から探すのは、さながら「ミッケ!」。
しかも、突っ込みどころ満載の絵ですから、探しながら、唖然となってしまいます。
純和風の絵が、なんともコミカルです。
昔話のページでは、どんなおはなしなのか、読み解くのも一案です。
幽霊やシンデレラまで、探す羽目になるとは。
それにしても、描かれた和綴じの本がいいですねえ。
和グッズもなかなか。
確かにこんな古風な本棚、夜中に何か起こりそうです。
アイテム的には、小学生くらいから楽しめると思います。