クマの子エンマのおはなし。
中表紙から大事なストーリーが展開しています。
テレビが映らなくて不機嫌なエンマ。
電気屋さんが修理に来ていますが、
その間もパパとママはエンマの機嫌を直そうと大変そうです。
窮地の策が、絵本の読み聞かせ。
これが良かったのですね。
すっかり絵本の魅力にはまるところが共感できました。
注目したいのは、エンマも人形やねこに読んであげていること。
読んでもらうことはもちろんのこと、読んであげる楽しさが描かれているのが嬉しかったです。
少し古風な絵ですし、説教っぽい展開が難ですが、
素朴に本の楽しさが伝わってきたところが良かったです。