「クレリア」はポスターの付いている絵本です。そのポスターには「たずねむし クレリア」とかいてあります。これは「きもちのいいねばしょ」をゆずってくれた優しいむしのクレリアをさがすために森のムシ一同が作ったポスターです。クレリアがどこかへ消えてしまったところを読むたびに胸が少しうずきます。寂しい気持ちがします。でも、その反面、ポスターを見るとどこかできもちのいいねばしょをみつけたのかな?と思います。私自身、すぐには気付かなかったのですが、娘が「この本はすごいね。」と教えてくれたのが、裏表紙のクレリアは真っ白で描かれていないところです。私はそれを見てやっぱり少し切ない気がするのですが・・・。