「かおがパンパン、パンやのろくちゃん」
軽快なリズムに乗せられパンやのろくちゃんが奮闘するお話が4つ含まれています。ラストは「良かったね〜」と言いたくなるお父さんの機転が利いています。一つ一つが短いので読み聞かせには向いていないと思われます。
第1話で八百屋さんに掲げてある張り紙・たびたび登場する物語と関係の無い豚の親子(髪があるわけでもないのに床屋で刈ってもらっている?!)など、細部での長谷川ギャグが今回も見られ嬉しい!
長谷川さんの作品はデビュー作から楽しく読ませて頂いています。これまでの作品よりもリズム感があり一層楽しく拝読しました。